リアルアカウント(23) (講談社コミックス)

著者 : 渡辺静 オクショウ

• 講談社 (2019年6月7日発売)

作品紹介・あらすじ

キミは、誰にホントに必要とされてる？　舞台はSNS！　賭けるはツナガリ！　新世紀型デスゲーム始動！！　衝撃と興奮の「頭脳バトルコンペ」受賞作！！


向井ユウマは柏木アタルの“劣化コピー”だった！ しかも、「ステージ３」に至ったユウマは治療不可能。それこそがアタルがユウマ殺しを決意した理由と知ってなお、２人は対決を止めない！ 決着の舞台『嘘情報サッカー』は、運命の兄弟にいかなる幕切れを用意するのか……！？　“嘘”を見抜けず死者続出の『嘘情報島』！ そこに秘められし最悪の“嘘”をまだ誰も知らない……。

感想・レビュー・書評

[スグル日和さんの感想 · 2019年6月30日]

兄弟同士の対決が終結。
こうなるよなーと思いつつめっちゃ悲しいね。

(ネタバレあり)
ミズキチボール不器用で「ああああ ごめぇん」て言うの可愛いw

変態アイジ、登場回はあんなにアタルに憎悪燃やしてたのに今ではすごい仲間想いになってる。
サヤカのために「サヤカはアタルのことが好き」の真実ボールを死守する姿みっともなくカッコ良い…。性的興奮なしでゼーゼーへたりこんでるのめっちゃ萌える…！！その後もユウマ好きオーラ出すぎで可愛いです。

「ステージ3は治療できる」真実ボールをゴールして終わるの良いラストだわ。。

ユウマ兄がうじうじするアタル弟に「いいか…兄貴ってのはな 絶対に弟を守るもんなんだよ！！」と見開きで伝えるのほんと良い。やっと兄弟に戻れたね。
それなのに、過去と同じ状況でアタル死亡とかやるせない…。
皆が必死な形相でアタルを治療しようとしてる間に、死を悟ったユウマとアタルが朗らかに笑ってお別れするのめっちゃ泣けますううう…

リアアカ社の真の目的が明らかになったが、野望のために大量殺戮を厭わない模範的な悪役だったとは。

著者プロフィール

出身：愛媛県、血液型：Ｂ型、デビュー：『学舎オーバードライヴ』（マガジンSPECIAL 2004年No.7）、受賞歴：第72回新人漫画賞・入選受賞、作品：『イロコイ』（マガジンSPECIAL 2005年No.2～No.6） 、マガジンKC『CHIMES』全５巻、『この彼女はフィクションです。』全４巻。

「2014年 『リアルアカウント（1）』 で使われていた紹介文から引用しています。」