ミッドナイト・ライン(下) (講談社文庫)

著者 : リー・チャイルド 青木創

• 講談社 (2019年4月16日発売)

感想・レビュー・書評

[NASU88さんの感想 · 2022年1月2日]

北欧ミステリーにちょっと飽きたので、ストレートなアメリカンノベルが読みたかった。冒頭からスピーディな展開で物語は転がり、次々と謎が現れそしてリーチャーが移動しながら解決していく。
ウエストポイントの校長（将軍）のように、電話でしか登場しないキャラクターまで魅力的。
困った時にはボッシュかリーチャーだな。

[随你行さんの感想 · 2021年2月12日]

下巻も相変わらず面白い｡次第に明らかになっていく謎、スピーディーなストーリー展開、スッキリするオチ｡ 非常に満足した内容だった。負傷した退役軍人の薬物中毒にテーマ性を置いた今作、濃厚な人間ドラマも展開され、犯罪解決と退役女性軍人の再生が非常に濃厚な味わいとなっていていい作品だ。

[講談社文庫さんの感想 · 2019年4月3日]

母校の卒業リングを巡る旅は意外な暗部に辿り着く。全米１位に輝いたシリーズ最新作。

著者プロフィール

1954年イングランド生まれ。地元テレビ局勤務を経て、97年に『キリング・フロアー』で作家デビュー。アンソニー賞最優秀処女長編賞を受賞し、全米マスコミの絶賛を浴びる。以後、ジャック・リーチャーを主人公としたシリーズは現在までに23作が刊行され、いずれもベストセラーを記録。本書は22作目にあたる。

「2019年 『ミッドナイト・ライン（下）』 で使われていた紹介文から引用しています。」