- Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065156094
作品紹介・あらすじ
港町のレストランで働く青年マジシャン・ヒカル。彼には忘れられない人がいた。高校時代、突然目の前から失われた少女。ある日、彼は若きロボットを託されて――?
港町のレストラン《ハーパーズ》で働く青年マジシャン・ヒカル。客のテーブルをまわり、マジックを披露して食事を彩っている。ヒカルには、忘れられない人がいた。高校時代、突然目の前から失われた同級生の少女・美波(みなみ)だ。ある日、《ハーパーズ》にやってきた客は、目の見えない老紳士と彼の妻。ヒカルは二人に楽しんでもらえるようつとめるが、老紳士にはある秘密があった――。喪失を抱えた青年と、彼をとりまく人々の物語。
感想・レビュー・書評
-
ロボットに本を読み聞かせるというのは色々考えさせられた。ただ長いかな
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
喪失の痛み、過去という呪いに囚われず、居心地のよいぬるさにも溺れない。物語の持つ力に気づかせてくれる、こういう本が好き。コクトー好きな人に読んでほしい。
-
正直物足りない。
-
今より少し進んだ未来で、マジシャンをする青年とアンドロイドの物語。マジック関連の話が多くて、楽しかった。最後の話はもう少しゆっくり書いて欲しかったかも。終わり方だけ今一つ。
-
本当に残念なことだが、ちっとも面白くなかった。
過剰に感傷的で、過剰に繊細で、そして何より、あまりに独りよがりの物語であった。
過去の作品を思い出しても、ケンイチやミチルに纏わる作品はどれも面白くない、というのが正直な感想だ。自分のための、自己完結な物語すぎるのだと思う。
大好きな瀬名さんの、待ち望んだ新作がこんなものだったとは。。。。
あまりのショックで眠れそうにありません。 -
It′s so curious and difficult, but sweet. My mind was fulfilled by this robot fantasy.
-
マジックに未来のテクノロジーも加わって想像が追い付かない。そして長い…。ロボットのミチルがいい子なので、魔法を解かないのはかわいそう。