グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術 (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
3.82
  • (11)
  • (7)
  • (15)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 157
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065160138

作品紹介・あらすじ

SNSでグラドル界に変革を与えた尻職人こと「グラドル自画撮り部」部長・倉持由香による最新の自己プロデュース術にして仕事論!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 書名に惑わされてはいけないです。これは
    真っ当な仕事論の書です。

    グラビアアイドルだろうが、キャバクラ嬢だ
    ろうが「その道で食べていく」ということは
    全てにおいて基本は同じなのです。

    マーケティングにより、市場=顧客が求めて
    いるものを探り、最適なタイミングを見計ら
    って商品を提供していく。

    そしてその時には、顧客の期待値を超える工
    夫を必ずする。

    当たり前と言われているビジネスの戦略です
    が、なかなか実践している人は少ないでしょ
    う。

    グラビアアイドルはバラエティー番組にでも
    進出しない限り、生き残れないように思われ
    ているかもしれないですが、どっこいしたた
    かに生きています。

    全く知らない世界をかいま見せてくれる一冊
    です。

  • グラビアアイドル・倉持由香さんが、自分の夢を叶えるために実践したマーケティング戦略やSNSプロデュース戦略などを語った本。

    熾烈な競争が続くグラビアアイドル業界において、「尻職人」として業界を牽引する倉持由香さん。彼女がグラビアアイドルとして成功するまでに実践してきたビジネス戦略を自身が解説しています。

    どの業界でも成功する人には共通項があります。それは「自己分析力の高さ」「探究心の強さ」「PDCAサイクルの速さ」。そして「すぐに行動」です。この4つを磨き上げた人にチャンスの女神が微笑みます。

  • タイトルが面白そうだったので、グラビアアイドルに向けたHow to本かと思いきや、意外とサラリーマンにも使える点が多数。
    お笑いを研究しまくったことで有名な良き時代の島田紳助を思わせる人物。

    働き方が変わりつつあるこの時代。型にはまらない道を、型にはまったやり方で。そんなことを考えされられました。

  • 著者を含めて、知っていたのは鈴木咲さんだけでした。本名の方がかっこいい気もしますけど。
    ファンアイテムなのを承知で、ビジネス書としての感想を。

    第1章 2017年 週プレ表紙まで
    P34 セルフィーをたくさん投稿。希少性を否定されて、週プレ表紙起用へ条件をつけられるところ。 泣くよりも、「その希少性のないところを売り込むのが編集やカメラ(メイク、照明とかいろいろ含む)の腕の見せ所でしょ」と返して欲しかった。
    プライドでバイトはしないポリシーは尊重しますが、ネカフェや居候はOKというのはどうかと。

    第2章
    P45 グラビアアイドル・タレント共用タグは、グループアイドルへの対抗策は、なるほどと。

    第3章
    P71 「1年間」って、アイドル系だと長期と思うのですけど。

    番外編 カラーページ
    こういう画像を多数投稿してても、TwitterだとBANされないのですね。
    P102 背景の仕込みはプロダクトプレイスメントの応用でしょうか。スマホを想定すると、どれだけ認識されるのか。
    P105 パワーグローブは1989年発売とのことで、世代じゃないけど、こういうのが釣り針なのね。

    第5章
    P162 タワマンは賃貸だったのね。

  • 倉持さんの情熱が詰まった一冊。

    情熱が計画や計算を生み、
    継続が成果を生んでいる。

    自分はどうなっていきたいのか・・・?
    そこに向かうための行動や価値づけが大事。

  • なぜベストを尽くさないのか。
    グラビアアイドルの仕事論だけど、そのまま他種の事業にも当てはめてビジネス書として使えそうですね。
    Twitterを使ったマーケティングとか、自分が持っている商品をいかにして売り込むかとか。
    この方の場合はそれが自分の体であったということで。
    常にベストを尽くし続ける。
    でも疲れちゃうこともあると思うんです。
    そういうときはそういう自分を客観視してバランスを取っていくのですね。

  • 自画像の写真が、主張しすぎで”尻職人”の表現も違和感が有り、あまりいい印象を持っていなかったアイドルだが、読んでいくと色々な苦労をしてきた事、SNSを活用したプロモーションでは先駆者的な役割を果たしたことが分かる。
    グラビアアイドルの地位が低い中で、全体を持ち上げようとする姿は、好感が持てる。タワーマンション住まいが夢で、達成するまでの過程もいい。後輩を育てる事にも注力。

  • コラムが好きで読んだりしてたんだけど、ご本人のお話を聞く機会があったので本も購入!
    グラビアアイドルだけじゃなく、働き方についてめちゃ考えてる本でした♪
    9年の地下生活が今の倉持さんを作ってるんだなと思うと、私も頑張ろうと思える!

  • 目標から逆算して過程を設計していて、最近読んだDaiGoさんの『倒れない計画術』のとおりだった。
    『倒れない計画術』の内容を実践に落とし込んで書かれているのが本書なので、より取っつきやすさを求める人はこちらの本もオススメ。
    とても読みやすかった。

  • グラビアアイドル 倉持由香
    グラドルとして生き抜いていく為の指南書

    至極真っ当な事が書かれている
    ファンには嬉しいカラーのサービスショット付き

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

グラビアアイドル
1991年生まれ。GPR所属。コンプレックスであったお尻を「100cmのもっちりヒップ」のキャッチコピーの下に推し始め、美尻を強調した自画撮りをTwitterへ投稿する「尻職人」として注目を集める。さらに「#グラドル自画撮り部」を立ち上げ、グラビアアイドルたちが同ハッシュタグを付けて自画撮りをSNSに投稿するムーブメントを生み出した。理論的にセルフプロデュースを行う姿勢と情熱はグラドルファンに止まらず知られ、グラビアアイドルとして活躍する傍らミスiD2018の審査員を務めるなど、プロデュース活動にも携わる。写真集に『#東京尻百景』(双葉社)、『台湾驚異的美尻集』(ワニブックス)など。

「2019年 『グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

倉持由香の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×