昨夜は殺れたかも (講談社タイガ)

  • 講談社
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本棚登録 : 187
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065170403

感想・レビュー・書評

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  • 昨夜は殺れたかも
    210320読了
    今年19冊目今月5冊目
    #読了
    #昨夜は殺れたかも
    #辻堂ゆめ
    #藤石波矢

    お互いを殺し合う夫婦、
    「簡単な殺し方カタログ」とも言える。

    衝撃度はともかく、お互いがリレー形式で楽しく書いているのが感じられる。

    お互いの「裏の顔」それ自体が大きなミステリ。

    軽いタッチなので一気読みできる。
    繁忙期にちょうどいい。

  • 家族が借りた本だったが軽く読めて良かった。
    もうちょっと早く真相に近づくかと思ったが
    この夫婦がユーモラスでまあいいかという感じだった。

  • 平凡なサラリーマン・藤堂光弘。夫を愛する専業主婦・藤堂咲奈。二人は誰もが羨む幸せな夫婦……のはずだった。あの日までは。
    光弘は気づいてしまった。妻の不貞に。咲奈は気づいてしまった。夫の裏の顔に。彼らは表面上は仲のいい夫婦の仮面を被ったまま、互いの殺害計画を練りはじめる。
    気鋭の著者二人が夫と妻の視点を競作する、愛と笑いとトリックに満ちた"殺し愛"の幕が開く!

  • 平凡なサラリーマンの夫と、家庭で家事を完璧にこなす妻。誰もが羨む夫婦は、ある時を境にお互いを殺そう(殺られるまえに殺ろう)と決心します。この作品は藤石波矢さんが夫パート、辻堂ゆめさんが妻パートで、お互いに殺害トリックを仕掛けてパスをし、交代で執筆されたという企画ものだそうです。最初はそれじゃ絶対死なないだろう、と笑えるような殺害方法は回を重ねるごとにエスカレートし、後半は本当にえげつないです。惜しいのはラストが想像できてしまうことですが、これはこういう企画なのでこれでいいのでしょう。さらりと楽しめました。

  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★☆☆☆ 6
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★☆☆☆ 4
    「人物」★☆☆☆☆ 1
    「可読」★★★☆☆ 3
    「作家」★★★☆☆ 3
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★☆☆☆ 4
    『印象』★☆☆☆☆ 2

    《総合》52 D-

  • 途中でドタバタな展開に飽きたが、誤解が解けてから巻き返した。二人で交互に書いてる企画がわかったうえで読むほうが良いと思う。

  • 疑いを確かめずに相手を殺そうとするか?自分が殺される恐怖を感じたらやり返す?やっぱり確かめるのが先じゃないですか?

    たくさんの方法を思いつくのに感心し、全てを無効にするのに感心し、最後に真相が分かって安心した。

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著者プロフィール

1988年栃木県生まれ。『初恋は坂道の先へ』で第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞を受賞し、デビュー。代表作となった「今からあなたを脅迫します」シリーズは、連続ドラマ化され、奈院ゆりえにより、漫画化(KCデラックス なかよし)もされている。他の著作に、『昨日の君は、僕だけの君だった』(幻冬舎文庫)、『救ってみろと放課後は言う』(KADOKAWA)、『撮影現場は止まらせない! 制作部女子・万理の謎解き』(角川文庫)、『時は止まったふりをして』『流星の下で、君は二度死ぬ』(新潮文庫nex)などがある。

「2022年 『ネメシス7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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