自分ツッコミくまの本 もぐらコロッケのうた (ワイドKC)

著者 :
  • 講談社
4.22
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本棚登録 : 154
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065181980

作品紹介・あらすじ

大人気のTwitter連載が一冊の本になりました!
うたを歌うのが大好きな、もぐらコロッケたちに事件が起こる!?
おなじみの「自分ツッコミくま」はもちろん、パグさんや大型犬、マレーグマにチュパカブラといったナガノワールドの住人たちが大集合!
さらに、この本でしか読めない描きおろしエピソードやイラストも満載で、まさに全ナガノファン必携の一冊に仕上がっています。
自分ツッコミくまやもぐらコロッケといつも一緒にいたいあなたに!

感想・レビュー・書評

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  • Twitterで連載されている作品を単行本化。

    くま(自分ツッコミくま)と ゆかいな仲間たちのほのぼのとした物語と思ったら、なんと!不条理漫画!

    個人的にはコンビニのおでんのもちきんちゃくが脈絡もなく等身大になって店内の客を干瓢で絞めていく話(オチがホラーテイスト)がお気に入り。(退治する為の呪文が「しみっしみっの大根」というのが個人的にツボ)
    他にも くら寿司で寿司を食べる~皿がたまる~ガシャポンをやる~すると時間が巻き戻り それを無限に繰り返す話等もあるが、メインのストーリーは闇堕ちした地下に住むもぐらコロッケの一匹を仲間のもぐらコロッケと自分ツッコミくま、その友人のパグが助けるというもの。

    もぐらコロッケを闇堕ちさせるのが一本角と二本角の二匹の魔物(続刊のキャラクター紹介でユニコーンとバイコーンである事が判明)なのだが、他にも猫のキョンシー、チュパカプラ、それらを束ねるボスに自分ツッコミくまそっくりの謎のくま(但し口元に違いがある)がいて、ちゃんと悪が存在するのが珍しい。
    そこには現実と同様にかわいいキャラクターが出てくるからといっていい奴ばかりでなく悪い奴もいるんだよ。という作者の教訓みたいなものが込められているのでは?とも取れるが考えすぎかな?

    まあ、そんなに難しく考えずに普通に楽しんで読むのが良いのは判っているけど年を取るとついつい考えてしまう。←困ったもんだ。

    それでも面白いものは面白い。
    嗚呼! 益々 自分ツッコミくまから目が離せなくなってきた。

  • ゆるくて可愛いキャラクターなのに世界観かなりホラーでとても好き
    チュパカブラ推せる
    ともぐいちゃんの行く末が気になる…

  • かわいくてシュール、そして少々ブラック…
    妙に生々しい悪(ワル)や不穏な終わり方の作品もあるので、ほのぼのだけを求める人は注意が必要かも。
    それでもくまパグもぐコロちゃんたちは愛らしいし、チュパカブラさんも実はいい人。
    ジンギスカンが頭から離れなくなるマレーグマさんも圧がやたら強いだけで、実はいい人…たぶん。

    世にも奇妙な物語にありそうなホラー話が、恐怖のおでん怪人モチキン。
    それを上回る怖さなのが、禁断の味を知ってしまったあいつ。心理描写の生々しさがやばいw

  • もぐらコロッケ…こんなにシュールなやつらだったとは!
    全体にことば少なに綴られるエピソードは
    それだけに読み方の幅ができて面白いですね。
    かわいくもあり、考えてみれば怖いお話もあり(^^;。
    くまやパグたちナガノワールドのキャラクターたちも、
    かわいいに留まらない表情を見せてくれます。
    一気に読むと、もぐらコロッケの歌が
    頭から離れない…メロディーないのにヘビロテ(笑)。
    メロディーに乗せて聴いてみたいです。
    エッセイマンガに比べると少々敷居の高さは感じるかも。

  • うーん、こっちはちょっと違ったかなぁ。
    不思議な世界観。

  • 2020/04/24

  • 可愛らしいイラストとコロッケに惹かれて、衝動買いしてしまった( ̄▽ ̄;)でも、ん~何だろう?この世界(゜゜;)思っていたのと違うのに、妙に惹かれる(^^;)そして読み終わると聞いたこともないのに、もぐらコロッケの歌が脳内をぐるぐる回る(;・∀・)何だか恐ろしいぞ!もぐらコロッケ!!

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著者プロフィール

イラストレーター。TwitterなどSNSを中心に「ナガノのくま」「ちいかわ」などの作品を展開中。また、単行本『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』(講談社)も好評発売中。

「2023年 『ちいかわ 2024 Diary&Schedule 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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