夜の歌 下 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065183427

作品紹介・あらすじ

ゴーストという不思議な存在に導かれ、私は自分の過去を行き来するようになった。満洲での命がけの逃避行、朝鮮半島における飢餓にみちた避難民生活、屈辱の引き揚げ生活、ボロアパートでの青春時代や、ヒット曲を連発した華々しい日々などを追体験するのだった。だが、最高塔に登りつめるには、逃避行に絡む母の不貞、私の成功を根底から揺るがす兄との確執といった耐え難い苦難をも、再び乗り越えなければならなかった……。

感想・レビュー・書評

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  • 満洲に始まる苛酷な人生と、音楽を極める華々しい日々。なかにし礼の集大成が小説の形に!

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著者プロフィール

1938年旧満州牡丹江市生まれ。立教大学文学部卒業。2000年『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。著書に『兄弟』『赤い月』『天皇と日本国憲法』『がんに生きる』『夜の歌』『わが人生に悔いなし』等。

「2020年 『作詩の技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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