つたえたい美しい日本の詩(こころ)シリーズ 金子みすゞ詩集 こころ (講談社の創作絵本)
- 講談社 (2020年1月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065183731
作品紹介・あらすじ
「つたえたい美しい日本の詩(こころ)」シリーズの第一集。「こだまでしょうか」など、だれもが耳にしたことがある金子みすゞの詩。やさしいことばで深いメッセージを発する金子の詩の世界と、日本を代表する絵本作家の一人であるいもとようこの作品世界が強く響きあった一冊。金子みすゞの詩絵本。没後90年、あらためて金子みすゞの作品の魅力にふれたい──。
感想・レビュー・書評
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私は毎朝、詩を伝える活動をしているけれど、
金子みすゞでさえ、伝えていかないと
いまの子どもたちはまったく知らないで大人になっていく。
信じられないかもしれないけれど
石川啄木も、寺山修司も、谷川俊太郎すら知らない現代っ子
中原中也、西城八十、萩原朔太郎も、知らない
きっと知っていたら、理解していたら、本も読むだろうし、
絵本も手に取るはず。
ヨシタケシンスケさんの絵本も、実際に売れているわけだし。
伝えていく努力を、わたしは続けます。
いいものは、何年経っても色褪せない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どきっとする詩、はっとする詩。
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金子みすゞの詩といもとようこさんの絵マッチしてる。
みすゞさんの詩は最後にドンとつきおとされる。 -
金子みすず素晴らしい。
やさしくて、あったかくて、
こころをチクリとさす 哀しさがあって。
多様性社会と言うけど、こういう色んな視点をもって見ることが大事。
見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。