鷹の砦 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 398
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065186817

作品紹介・あらすじ

都下の山中で立てこもり事件が発生。犯人は人質の一人と刑事塔子の身柄の交換を要求するが。三度連続ドラマ化された人気シリーズ!

感想・レビュー・書評

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  • 麻見和史『鷹の砦 警視庁殺人分析班』講談社文庫。

    シリーズ第10弾。もしかしたらシリーズ最高傑作ではなかろうか。ストーリーはダイナミックに展開し、事件の真相に向かって二転三転、紆余曲折、ページを捲る手が止まらない。

    都内で発生した殺人事件。被害者男性の交遊関係から被疑者が浮上し、如月塔子らは被害者を追い詰める。しかし、その被疑者は若い男女を人質に取り、山中にある化学肥料販売会社に立て籠る。あろうことか塔子は女性人質と交換で被疑者の人質となり……

    窮地に陥りながらも、無事事件を解決した如月塔子は刑事としてまた一歩成長を見せるのだった。

    本体価格780円
    ★★★★★

  • 人質の身代わりに拉致されたのは、如月塔子だった。事件の真相が炙り出すある過去とは。

  • シリーズ10作目は犯人が分かっているところからメイン事件開始だけれど、如月さん最大のピンチでハラハラしました。お話の中心は鷹野さんだけど…面白かったです。
    手代木管理官が現場に出てきてるところにぐっと来ました。でもこのところ部下たちに前よりもちょっとだけ優しいな…?
    河上さんは気が気じゃなかっただろうな。鷹野主任は如月さん捜索の現場にいるから状況がわかるけど、、、

    今回も復讐譚だったけれど、犯行グループだけでなく鷹野主任も復讐対象だったとは。鷹野・如月バディの名声は裏社会にも轟いている。気をつけて。。

    猪狩・犬塚バディも、これからも出てきてほしいな。今回は公安の上條さんはうろうろしていませんでした。樫村さんはまたいた…SITお疲れさまです。(SITといえばSPECのあの曲「命捨てます怖くない、街の平和をSIT!SIT!」)

  • 一気読み
    途中でやめれなかった

  • けっこうドキドキしました。もともと主人公の設定が好みではなかったですが、楽しく読むことが出来ました。

  • 2020.2.24読了

  • シリーズ第10弾。
    立てこもりからのスピーディーな展開にページをめくる手がとまらない。
    真相や解決に好みは分かれそうだ。個人的にこの解決はあまり好きではない。

  • 如月が人質になった時、めっちゃヒヤヒヤした。このまま助からないんじゃないかって(シリーズ物で続いてるにも関わらず)、ついついそんなことを思ってしまって、焦りながら読んでしまった。
    鷹野が如月を見つける瞬間、私の中ではもう映画のワンシーンでした。笑
    あの二人まじ推し!

  • いつもは事件の始まる前から始まる物語が、すでに事件に取り掛かっている所から始まる。
    これまでより少し成長したような印象を受ける如月。
    今回の話は標題の「鷹」から想像する通り鷹野さんの物語でした。

  • 2022/10/12-10/15

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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