- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065188132
作品紹介・あらすじ
ついに黒覆面を被った“ザ・最高傑作の男”が―――、
同門の反逆幹部、怪人山岡一派との“ザ・最終決戦”に向かうのです。
“最高傑作”佐藤明と対決することに喜びと興奮を隠しきれない怪人山岡。恐怖心のないこの怪人が、己の楽しみのためだけに暴走! 超一流のプロ対プロの壮絶な“ザ・最終決戦”が今、始まるのです!
感想・レビュー・書評
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「以前──佐藤に聞いたことがある──お前の思う命ってなんや?…てな〜〜。あいつは、インコを飼ってみたが大事に育てたいと言いやがった──俺には十分な説明やったわ──」
組長たちを友人と思っているという明に、ここまでの積み重ねを感じる。
無敵の殺し屋が強さを隠して日常生活を送るというギャップの面白さと、オレツエーの爽快さを持った漫画だったけど、もうちょっとじっくり読めるお話になってきたのかなと思います。
というところで次巻第一部、完。
結末やいかに。いや連載読んでましたけどね。
第二部やりそうな感じで外伝なんか載ってるので楽しみです。
タコちゃん社長が癒やしです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白すぎてネットカフェに二日連続で通って全21巻読了。
殺しを封じられた最強の殺し屋が、一般人として過ごす一年間。
平穏無事に過ごしたくても、そうはいかず、次々に起こるトラブルやピンチ。
登場人物が魅力的。真面目なシーンと笑えるシーンのギャップがたまらない。
個人的には、仕事観に刺激をもらえた。プロとは何か、プロとして、どうあるべきで、何をして何をしないのか。
ヨウコの楽しみ方もすごく面白い上に参考になった。日常で残念な人に遭遇した時に「あー、そういうしょうもないことをするスタイルなのねー、いかにもクズだわー、いいわー」とイライラしないで楽しくやり過ごせそう。
読む前は、好きな絵ではなかったけれど、ぐんぐん惹かれて、これでないと!という気持ちに。
映画化されたことも知らなかったけど、私ならアキラは鈴木亮平さんに演じてみてもらいたいなー。笑顔が気持ち悪くないからアレだけど。
本当に、読めてよかった! -
ヨウコ、マツ、クロ、スズムシたちを救うため、あえて山岡の前に姿を現したユーカリ。そしてついにボスからアキラへ指令が下る。「山岡を殺れ」。
ユーカリ、アザミ、山岡 VS アキラ
ついに対戦!!
山岡の怪人ぶりがなんかコワすぎておもしろい。
いや、ラストのカット…笑顔なんですけど…
22巻へ続く!! -
怪人・山岡との決戦直前までが描かれる21巻。派手なアクションはないものの、作中に立ち込めている緊張感がすごい。ボスの命令で山岡を殺すことになったアキラ。組織に歯向かうことになったとしても親代わりの山岡を庇おうとするユーカリとアザミ。お互いに敵同士にはなったものの、共闘した時間はそれぞれを他人ではなくした濃密なものだった。サラッと読みやすいのに、ふとした瞬間に見せる登場人物たちの表情がドラマを奥深くしていて素晴らしい。人間自身はもちろん、人と人との間合いや空気を描く力がずば抜けている。
山岡編になってから殺し屋たちの物語が色濃くなったけど、命を無駄に奪おうとしないユーカリの山岡への駆け引きとか、それぞれが命について考えているのかなと感じられて面白かった。山岡と海老原の命についての会話は、海老原がアキラにした問答と重ね合わせて描かれているよね。あの時はアキラはインコの話をし、相手を殺さなかったけど、今回はボスからの仕事。アキラは仕事を終えるのだろうか、プロとして─。ぼくは人を殺せるかどうかをボスに試されていて、最終的に海老原が山岡を殺る筋になると予想。できれば、アキラにはもう殺してほしくないという願望も入ってるけど。
ヨウコがユーカリへ言った「立場や事情が違ったら─兄や私と友達になれたのにね─」の言葉、アキラが今までの生活を経て彼らを友達と言ったこと、この辺りは複雑さと温かさが入り混じった気持ちになるね。山岡の「好奇心の行きつく先は自分の死に方なんだよ~」もかなり真理だと思う。このドラマにどう決着がつくのか、早く続きが読みたい! -
立場が違ったら関係性も変わってたんやろなぁー。敵とか味方とか複雑な。
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緊迫した状況が続きます。早く続きが読みたい。
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本当に…
オクトパスの社長好きだわ〜 -
うがー、今すぐ次巻読みたい。
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盛り上がってる。そして、山岡もなんか憎めない。
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ユーカリはヨウコを殺さなかった。アザミも、ボスの山岡暗殺命令を実行できないでいるものの、佐藤、ヨウコを殺すことはしないのは、組織人としての矜持か? 海老原組長がいる例の倉庫に山岡たちが戻って来た。いよいよ佐藤との最終決戦が始まろうとしている!