- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065188262
作品紹介・あらすじ
国宝「鳥獣戯画」をはじめ、動物たちを描いた絵画で見る、日本美術史。ユニークな視点で人気の著者による、新しい絵画の楽しみ方
感想・レビュー・書評
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有名な鳥獣戯画の各場面解説の合間に、奈良時代の土器に描かれた猿の絵とか、有名な日本画家の模写などが入る。
どれもとてもかわいい。
この本で初めて知った柴田是真という明治時代の画家の絵が最高に良かった。
「猫とねずみ」ではしこたまお酒をねずみに呑ませて美味しくいただこうと狙う猫をえがき「酒に吞まれるな」という戒め(!)を表現したり、なぜかカエルが琵琶の弾き語りをしたりと愛らしさと洗練された雰囲気が同居していて、飽きない感じ。
いつか実際に観てみたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【新聞】鳥獣戯画の国 (たのしい日本美術):金子信久(2020年10月3日掲載) - えとせとら本棚
https://matome.readingkbird.com/entry/2020/10/04/082148
『鳥獣戯画の国 たのしい日本美術』(金子 信久)|講談社BOOK倶楽部
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000338590 -
ただただ可愛い。
鳥獣戯画、そしてそれに続く動物モチーフの日本の芸術作品がグッと身近になる1冊。
これを読んだ後、スマホケースを鳥獣戯画に変えました笑 -
わかりやすくって、楽しめました♪
鳥獣戯画のカエルとうさぎ、と、サル。
平泉の『ケロ平』
海外の美術館蔵の多さにも…。 -
鳥獣戯画に前から興味があって読みました
かわいい動物の絵
丁寧な説明、わかりやすかったです
ただ鳥獣戯画の絵は説明がある分少ないので少し物足りなかったです -
江戸から明治にかけて活躍した日本画家、河鍋暁斎が好きだったので読みました。あまり知られていないけれど、当時の画家のパワーを感じました。鳥獣戯画とは、かわいらしい動物に隠された人間界への諷刺で、表面上の可愛らしさを味わいながら裏の世界への恐怖や痛快な表現を笑うという面白さがあります。特に蛙が描かれるのは、弱いながらも明るく生きる一般庶民の代表だからでしょうか。蛙好き(カエラー)としては最高でした。
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うわーっこの本欲しい!(*゚∀゚*)と思って値段を見ると2400円(税別)(゜゜;)ん~ちょっとお高い(´ヘ`;)ウサギやカエルも良いけれど、金魚が一番好きかなぁ(^^)