合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065190654

作品紹介・あらすじ

「殺し」と「傷害」以外、引き受けます。

美貌の元弁護士が、あり得ない依頼に知略をめぐらす鮮烈ミステリー!

不祥事で弁護士資格を剥奪された上水流涼子は、
IQ140 の貴山をアシスタントに、探偵エージェンシーを運営。
「未来が見える」という人物に経営判断を委ねる二代目社長、
賭け将棋で必勝を期すヤクザ……。
明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの「あり得ない」依頼を解決に導くのだが――。

感想・レビュー・書評

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  • スカッとした。

  •  柚月裕子の小説の中では、ちょっと異色。「虎狼の血シリーズ」や「佐方貞人(検事)シリーズ」から読み始めたので、そう思ったのかもしれない。2つのシリーズはかなり骨太だ。
     軽快な痛快エンタメが読みたい人にはオススメ。また、連作短編(5篇)なので、読みやすい。

  • 著者の中ではパンチ弱め
    入門編として良いと思います!

  • 2022/10/23読了

  • 短編集です。ヤクザの将棋対局で不正を見抜く話が面白かった。

  • 1番最初のエピソードが1番面白かった

    凄い漫画的

  • 柚月裕子さんってこういう軽い感じのも面白いのだなぁ!と思って読んだ。楽しめました。

  • 面白かった!
    どの話しもサクッと読めてスカッと!
    キレの良い1冊ですごく良かった。
    映像化されてるようなのでそちらも見てみたくなる1冊

  •  ドラマにもなった「合理的にあり得ない」。
    柚木裕子さんは山形市在住ということで気になっている作家。「慈雨」を読んで以来の読破であった。殺しと傷害以外は依頼を受けるクールな二人組男女のなんでも屋。連作短編で「○○的にありえない」が各章のタイトルで構成。弁護士資格を失った上水流涼子とIQ140の貴山。
    どうして涼子が弁護士資格を失ったのか、貴山とどんな経緯でコンビを組んだのか、それもこの1冊でわかる。そう、この本は年末にブックオフのセールで購入した4冊のうちの1冊。やっと読み終えた。

  • すっごく映像しやすそうな話だなと思った
    話も短編でまとまってるし男女バディものとしてさっくり読みやすかった

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著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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