涙雨とセレナーデ(6) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 130
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065196052

作品紹介・あらすじ

恋する二人を運命が翻弄する――切なさが加速するタイムスリップ・ロマンス!
明治40年にタイムスリップした女子高生の陽菜は、自分とそっくりな少女“雛子”と彼女の許婚・孝章に出会う。失くしたひいばあちゃんの首飾りを孝章とともに探すうちに、孝章に惹かれていく陽菜。しかし首飾りの手がかりを失った陽菜は、恋心は封印してこの世界で生きることを決意する。東京に戻り、孝章に居場所がばれることを恐れて菊之進のもとへ身を寄せる陽菜。一方、陽菜の正体を知った孝章は、陽菜を捜しだして自分の恋心を打ち明けるが、陽菜は拒絶する。嬉しい気持ちを押し殺して――。陽菜の本心をつかみきれない孝章は、雛子との縁談を破談にしようと動き始めていた。その頃、本郷財閥に恨みを持つ天久一座の座長は、孝章と雛子の婚約披露宴をつぶすため雛子を誘拐する。披露宴を成功させるため、陽菜は雛子の代役として披露宴に出席するのだが、孝章はすぐに陽菜だと見破って……。
雛子を無事救い出せるのか? 陽菜と孝章の想いは通じるのか? 本郷財閥と天久一座の因縁とは? 陽菜は未来に戻れるのか? たくさんの謎が渦巻きますます目が離せない、ドラマティック・ラブストーリー!!

感想・レビュー・書評

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  • 孝章様は変わらず素敵だが、菊も幸せにしてあげて欲しい…

  • 第29~33話収録。
    誘拐された雛子の代わりに、陽菜が婚約の披露宴に参列するところから。菊之進の手助けで騒動ならずに済むも、座長により菊之進は負傷。菊之進は文句言いつつ困っている人を見捨てたりできない損な性格しているよなあ。しかも陽菜に惹かれている描写もあり、当て馬好きの読者はたまらんと思う。わたしもこういうキャラクター好き。一方、座長は阿片に手を出すわ言動の意図は謎めいているわで、菊之進も途方に暮れている様子。説得は難しそうだ。武虎はスマホで事情を知り、陽菜を現代に帰す方法模索してくれるかも。

  • 河内先生の描く男性が全員タイプ過ぎる!
    そして何とも切ない心理描写に毎度心打たれる
    登場人物が発する言葉もナレーションも純文学かのような奥深さ
    早く続きが読みたい

  • んもう、この先生の作品は繊細な心理描写がすごい!尊敬!カップル二人とも大好き。
    今までで1番長く続いているようで。嬉しいです。まだまだ読み続けたい。

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著者プロフィール

東京都出身。2001年、「アックス」にて『ひねもすワルツ』でデビュー。2009年、一挙4冊を刊行したデビューコミックスフェアで注目を集める。2012年、『夏雪ランデブー』がテレビアニメ化された。主な著書に『関根くんの恋』『ケーキを買いに』『文房具ワルツ』『リクエストをよろしく』など。現在、「Kiss」にて『涙雨とセレナーデ』を連載中。

「2022年 『涙雨とセレナーデ(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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