- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065203859
作品紹介・あらすじ
怪談社の糸柳寿昭と上間月貴が全国各地の怪しい事象を現地取材し、ホラー作家・福澤徹三が書き起こす。取材プロセスや現地の状況をビビッドに報告し二〇一九年度最大の話題となった怪談実話集、衝撃の第二弾。(書下ろし)
感想・レビュー・書評
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人影がうっている写真が
急に出てくると
ひゃぁ~ 探したくない
と思っちゃいますね
沖縄は怪談の宝庫なのでしょうか
かなりの数の舞台になってます
読み終わった後で
他の方の感想をみていたら
前作のほうが
もっと怖かった という意見があり
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土地や建物など怪異が起きる場所に重点を置いた怪談実話集、その弐。
ただし今回はコロナ禍の影響により現地取材が困難になり(そうですよねぇ)土地縛りというコンセプトは薄れ、ただの怪談実話集寄りになっているのが少し残念。
沖縄の怪異譚はもっと読みたいな~。早く現地取材ができるようになること祈ってます。 -
現地取材にて蒐集した怪談実録の第二弾。
コロナ禍に入ってからの時期の取材ということで、現地取材では苦労をしたのだろうことが窺えます。前作は土地や地域にまつわる話が多かった印象ですが、今作では土地や地域以外の不思議な出来事なども含めた怪談が収録されています。
私はオーディブル視聴でこちらを読んでいますが、ナレーターの方の淡々とした語り口もあって、さらりと読むことができます。特別に怖がらせようとする演出をせず、取材をした編集部の二人と、現地でそれを語ってくれた方の会話を聞いているようで、何かをしながらでも聴きやすいです。
特に興味深いのは沖縄の話。現代でも「ユタ」の方がごく当たり前に頼られる存在として身近にいるということも独特ですが、本州と離れているだけに少し質の違う話があったりする地域だと認識しています。また別の巻でも沖縄の話が聞けるといいなと思います。
まだシリーズが続いているもののようなので、続刊を読むのが楽しみです。 -
全体的にそんなに怖くはないが、淡々と語られる怪異がクセになる。
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コロナ禍真っ只中で書かれた二巻目。
一巻のような取材調査による局所的怪談、芋づる式に見つかるご当地怪談は多くないが、やはりどれも独特な話ばかり。
一話だけだが、福澤氏の実話怪談で何度か登場しているS霊園近隣の話もある。 S霊園はやはりそういうものが集まる「忌み地」のようだ。
ただ、その忌み地というのはホラー映画やマンガのようにわかりやすいものではない。一巻二巻を読むと、何かがある・何かがおかしい・変なことが多発する・何かつながりのありそうな出来事があるという、極めてうすぼんやりしたもののようだ。
自分ももしかしたら、そのうすぼんやりした磁場のなかに暮らしているのかも…と思ってしまう。 -
面白かった。
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2巻目のもの少し話が軽いものが多く取材しづらい背景が色濃く出た1冊です。もし次の本が出るのならそちらに期待
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第2弾。
コロナ禍で取材が制限され、制作も大変だったろうに。
無印ほど食い入る話は無かったものの満足。 -
あなたもいつしか、その「場所」に立っている――。最恐の体感型怪談実話集、第2弾!