おかえりアリス(1) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 545
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065205938

作品紹介・あらすじ

『惡の華』『ハピネス』に続く、押見修造 待望の最新作!!

オレ、ボク、ワタシ、アタシ。
キミにゆさぶられる
アオイセイシュン。


亀川洋平、室田 慧、三谷結衣──幼馴染だった3人の関係は、高1の春、突然の再会に揺らぎ始める。“君”でなくなった君が翻弄する、僕たちの性を、セイシュンを。

感想・レビュー・書評

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  • 歳をとって知識をつけていくにつれて自然と性欲が生まれて、目の前の快楽に飛びついた結果虚しさだけが残る。女も男も無かった昔が恋しく懐かしく感じる。

  • 先は、どうなるんだ…?
    洋ちゃんかっわい

  • 押見先生の描く、優等生女子の顔が、好きだ。
    それも主人公の周りで巻き込まれることで変貌してしまうときの顔が、なおさら。
    「惡の華」でいう佐伯奈々子のように。
    そんな私にとって本作の結衣は……大期待。

  • きれいな絵に反して衝撃だった。作者の後書きを読むと登場人物のそれぞれの悩みが差し迫ったものになって苦しくなる。

    「男を降りた」。慧ちゃんの言葉の真意を知りたくて読み進めるけど、最後まではっきりとは分からなかった。ただ、「男」である自分の体や思考、それに囚われてしまっている自分への嫌悪、そして加害性への自責がひしひしと伝わってくる。

    その「男」は幼少期からの経験で深く刷り込まれてきたものであって簡単に逃れられないが、見て見ぬふりもできない作者の心の叫びがぶつけられた作品。男性による男性性の苦しみを表現した作品に初めて出会った。苦しくなるけどとても美しい絵だから成立してる。

  • 初版 帯

  • なんかこの人の漫画ってどれもこれも似たような印象なんですけれどもねぇ…惰性で読み続けています…絵が可愛いからなんか惹かれるんでしょうか?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    性欲とは何か?? みたいなのがテーマとかあとがきの漫画で描かれていましたなぁ…まあ、特にこれといって興味はありませんが…

    表紙の彼、何で女装することになってしまったんだか…深い過去とか描かれる予定なら追ってみたくはありますねぇ…はい…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 別次元の面白さ

  • 慧ちゃんの顔好き

  • 中学生から高校生にかけての、複雑で歪で拗れまくった性に振り回される幼馴染男女3人の性春迷走ストーリー…。
    男はもう「降りた」、かつてのイケメン慧ちゃんと超絶美少女の姿で再開を果たすんだけど、洋ちゃんがまぁ〜チョロいよね!!
    てか洋ちゃんの芋っぽさてか、モブ感いいね。
    大好きな三谷の前でも、慧ちゃんにベロチューされて簡単にチンコ勃っちゃうもんね。それが性春だよね!
    慧ちゃんの気持ちも目的も、まだわからない。
    とにかく、もっと続きを読みたい!ってなる、ほんとにプロローグな1巻。
    おもしれーっ!!!

  • 漫勉で押見修造さんが特集されていたのをみて、気になって読んでみた
    漫勉の中でもあったように、「男はもう降りました」という台詞がとても印象的
    この漫画がどのような決着・答えを出すのかとても興味深いし、はたまた何も解決しないという結果でも面白いと思う。続きを追っていく

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著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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