黄昏アウトフォーカス overlap (Honey Milk Comics)

著者 : じゃのめ

• 講談社 (2020年8月12日発売)

作品紹介・あらすじ

映画に情熱を注ぐ真面目で真っすぐな真央と、実はゲイである不良で一匹狼の美しい寿。男子校の寮で同室となった2人は、次第に良き友人となり、そして恋人になった――。そんな、付き合って以降の2人の高校生活を描く番外編（前・中・後編）と、コミックス『黄昏アウトフォーカス』未収録のtake.7、ドラマCDのアフレコルポ漫画、『恋色ソフトフォーカス』、『夜の空に光るもの』も収録した、『黄昏アウトフォーカス』番外編集。

感想・レビュー・書評

[ぎょうざさんの感想 · 2020年11月18日]

前作の続編。
相変わらず、素敵な表紙…。

男子寮ルームメイトで付き合い始めた2人。
演劇部と映画部の部活に打ち込む日々。

〝よくある話って何？俺と寿の話でしょ〟
〝運命は作れないけど約束は出来るよ〟

男同士の恋愛や部活での新しい環境、進路など不安が増えるなか素直に思ったことを伝え合える2人。
どっちかが不安になった時どっちかが救い上げる関係性素敵。
素直すぎて、壁できてもすーぐ乗り越えちゃう（笑）
けどそんな2人が微笑ましいです。

海でのシーン赤い糸が繋がるシーンが言葉ではなく視覚的に〝運命〟を示していてエモいし、その後の笑顔とそのシーンが表紙に繋がっていて最高でした。

市川くんのスピンスオフ期になる〜〜！！
市川くん立派な腐男子、最高。
〝どっちでもねーよ…壁だよ…〟