波よ聞いてくれ(8) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.05
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本棚登録 : 440
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065211076

作品紹介・あらすじ

『無限の住人』の沙村広明の筆が猛る最新刊! ラジオDJとしてレギュラー番組を抱える鼓田ミナレを「バレンタインラジオ」なるイベントのMCに抜擢するプランが浮上した。そんな折、局のSNSに「引きこもりの息子を救済してほしい」とのメッセージが届く。AD瑞穂の強い後押しを受けたミナレは色々と策を練るが、突如、大震災が発生する。インフラが停止し、道内が闇に包まれる中、ミナレは緊急生放送のMCを務めることに。

感想・レビュー・書評

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  • 北海道のFMラジオ局を舞台にした作品の第8巻。

    今回は全巻末で起きた北海道大地震の発生直後から、ひと段落するまでのエピソードが中心。災害ネタを扱っているだけに、ギャグ的要素はちょっと控えめだったな~と思った。

    ところで、今年(2020年)は本作がまさかのアニメ化で地上波放送されたが、大して話題になることもなかったようなので(泣)、第二弾は無いだろうな~と思うとちょっと悲しい・・・。

    あと、本作品とは関係ないが、同著者の「ベアゲルター」の続巻が待ち遠しい。

  • 瑞穂が子どもにせがまれて描いた絵 「馬岱に斬られた魏延」笑う

  • 引きこもりの回、ちゃんと放送されたんだ。よかった。災害時の放送がリアルで引き込まれました。イギリス人俳優のくだり、吹いてしまいましたよ。相変わらずのテンポ感で素晴らしいです。

  • 北海道地震についてと「深夜ラジオの発言で炎上する芸人」に触れられていて感慨深かった
    モラルよ!

  • 初版 帯

  • 2020/10/29 1
    2022/11/22 2
    2023/05/07 3

  • 地震の時のラジオ放送のありがたさを感じさせてくれる8巻でした。
    手元にあるのは、次の9巻で最後だ。こういう漫画を結末で一気に読みたいところだが、今はここまでなのですね。さぁはりきって、9巻に進みます。

  • 拉致とか停電とか、よくもまあと思うような事件が、ラジオ局を中心に展開される斬新さ。でも暗いトーンになるでなく、主人公のキャラで押し通されるパワーがすごい。

  • この朝まで喋ったあと
    朝の担当に引き継ぐ場面
    アニメで見たことを思い出しました。
    いろんな場所で
    いろんなことをしている中で
    災害という広範囲で起きていることを
    つないでくれたのがラジオ。
    この世界の片隅
    みんな日常を
    少しずつ集めて共有していく場所。

  • 泊原子力発電所の外部電源が喪失 あつま厚真町 たちばな城華さんは心の中に払い難い澱を持ってはいるけど そんなローランドみたいなことを? ぎまい義妹 俺は常に俺より下の人間を眺めながら仕事をしたい 暖簾に腕押し 離婚以来の性事情を どうせだから災害を機に仲違いの修復を試みるべきだと 私の好きな物語はストイックな人が書いたお話ではない_汚れた水を吸って咲いた花のような物語だ_欲望を醸して生きていこう きけい貴兄 セイコマ(性癖にも困ったもんだの略)

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著者プロフィール

沙村広明(さむら・ひろあき)★漫画家。1970年生。千葉県出身。1993年、アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて四季大賞を受賞した『無限の住人』でデビュー。同作が年末より連載化し、アニメ化もされるなど、長期間にわたり人気を博したが、2012年末に堂々の完結を果たした。2011年より少年シリウス別冊ネメシスにて『ベアゲルター』を、2014年よりアフタヌーンにて『波よ聞いてくれ』を連載開始。他の作品に『おひっこし』『ハルシオン・ランチ』(講談社)、『ブラッドハーレーの馬車』『春風のスネグラチカ』(太田出版)、『幻想ギネコクラシー』(白泉社)などがある。

「2015年 『ネメシス #25』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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