臨床に役立つ精神疾患の栄養食事指導 (KS医学・薬学専門書)

制作 : 功刀 浩  阿部 裕二 
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065213254

作品紹介・あらすじ

「五大疾病」の第1位である精神疾患は、これまで薬物療法と精神療法(心理療法)が主とされてきたが、栄養食事指導や運動も大事であることがわかってきた。そこで本書では病気の基礎知識と栄養学的問題を専門医師が、栄養食事指導を経験ある管理栄養士らがわかりやすく丁寧に解説。精神疾患患者さんにかかわる医療従事者や介護福祉関係者、必携の書。

<目 次>
~基礎知識編~ 精神疾患の基礎知識
 第1章 精神疾患の診療における栄養学的観点
    1.1 精神疾患の治療
    1.2 食事・栄養学的介入
 第2章 精神疾患の基礎知識と栄養学的問題
    2.1 統合失調症
    2.2 気分障害
    2.3 発達障害症(発達障害):自閉症スペクトラム障害と注意欠陥多動症発達障害
    2.4 摂食障害
    2.5 アルコール依存症
    2.6 認知症
2.7 てんかん         

~実践編~ 精神疾患における栄養食事指導 栄養士の役割と実践例
 第3章 精神科における栄養食事指導の基礎  
    3.1 精神科における栄養食事指導
    3.2 精神科の栄養管理にかかわる診療報酬
    3.3 精神科の栄養食事指導の種類と対象・特徴
    3.4 精神科におけるNST
    3.5 身体疾患者のメンタルヘルス
    3.6 ライフステージの栄養とメンタルヘルス
    3.7 地域保健
 第4章 精神疾患別栄養食事指導のポイント
    4.1 統合失調症
    4.2 気分障害
    4.3 発達障害・知的障害(成人)
    4.4 摂食障害
    4.5 アルコール依存症
    4.6 認知症
    4.7 てんかん
 第5章 身体疾患のメンタルヘルスにおける管理栄養士の役割
    5.1 がん
    5.2 糖尿病
    5.3 心疾患
    5.4 肥満・脂質異常症・メタボリック症候群
 第6章 精神科栄養指導のQ&A

 付録:資料集

感想・レビュー・書評

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  • 病気のメカニズム・症状・薬を説明している。その上でどの栄養成分がどう働くのかどう有効なのかを説明してある。
    最後のQ&Aは将来管理栄養士になった時思い出したい内容だった。

  • 12月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003580596

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000053904

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著者プロフィール

帝京大学医学部精神神経科学講座主任教授
1986年 東京大学医学部卒業
うつ病、躁うつ病、統合失調症に関する先端的脳科学検査と栄養学的検査に基づいて診断・治療を行う、日本の精神医学研究をリードする医師・研究者のひとり。

「2023年 『薬だけに頼らずうつがみるみる遠ざかる食べ方大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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