定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(2) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.21
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本棚登録 : 154
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065218983

作品紹介・あらすじ

毎月2万千円のこづかいでやりくりする漫画家・吉本浩二(46歳)が描く、ほぼノンフィクションこづかいマンガ! 日本のお父さん・お母さんたちは少ないこづかいでどうやりくりして、そして、どう楽しんでいるのか。今巻ではなんとおこづかい「0円」の夫が登場。また、「こんな斬新な飲み方があったのか!」とSNSを震撼させた「ステーション・バー」の村田さん登場回も収録。吉本家の給付金の使い道など、盛りだくさんの内容でお届け! あたたかくて、笑えて泣けるおこづかいヒューマンコメディご賞味あれ。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の吉本先生の隣に立つ男性が何故涙ぐんでいるのか?それはこの巻を読めばわかるさ!

    この漫画が描くのはこづかいの使い途を通じて織りなす人間讃歌。

    登場する人たちは皆さん、一様に表情が実に明るくて爽やか。あれが欲しいが金が無い、ここは涙を飲んでグッとガマン…という場面もあるにはあるが、基本的には定められたこづかいの範囲でいかに楽しく・無理なく・健やかで充実した日々を送るかが描かれている。
    その為か、この手のルポ物にありがちな小手先の胡散臭さや説教臭さ・鼻持ちならなさは感じない。

    第12話のタニケンさんはこづかい界の究極体みたいな人だね。人柄が身を助けるんだろうな。夫婦で服も共有ってのは凄過ぎる!

    第9話も好きだなあ。電車通勤者の私としてはとてもよくわかる。私は駅のホームで呑んじゃってますが…すいません。今度から缶をきちんとハンカチで包んで、内ポケットに柿ピーとかはしまいます。


    人の欲は深淵なので’遊ぶ金欲しさに’道を外してしまうという話もよく聞きますが、こづかいという枠があるからこそ、買ったものや得た体験が思い出深くかけがえがないのでしょうね。

    しみじみと良い作品だなあ。


    6刷
    2022.3.25

  • お小遣いの内訳って聞きづらいから
    興味が惹かれる

  • 限られたおこづいかいの中で、どう自分の欲を満たすか、それぞれの工夫が学べる

    中古ショップでお宝見つけたり、おうち居酒屋風に、ベランダでご飯食べたりするのは自分も好きなので「わかる〜」と思いながら読みました

  • 安定して人生の楽しみ方を教えてくれるようなマンガ
    3巻の発売が待ちきれない!!8/23

  • Vol1とまとめ買い。
    Vol2は少ない小遣いでのやりくりというよりはお金を通しての様々なライフスタイルの話が多くあり、vol1とはまた違った視点で読むことが出来非常に面白かったです。

  • 多少影響を受けています。

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著者プロフィール

73年、富山の港町に生まれる。高校卒業後、美大に行きたい思いを封じて、福祉系の大学へ進学。牧場バイトなどを経て、「一生の仕事にする」と、テレビ番組の制作会社に就職するが、1年で退職。制作会社で描いた絵コンテを褒められた経験を糧に漫画の持ち込みを続けて漫画家に。最新作『ルーザーズ~日本初の週刊漫画誌の誕生~』が『このマンガがすごい! 2019[オトコ編]』第7位にランクインした注目の漫画家。

「2022年 『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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