ぼくらのスクープ (文学の扉)

  • 講談社
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本棚登録 : 117
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065242179

作品紹介・あらすじ

社会科見学でみた新聞記者にあこがれて、新聞係になって学級新聞を作ることにしたイダッチ。
相棒は、教室でもほとんど口をきかない変わり者の「魔王」。
スクープを追い求め、真実を新聞に載せたいと言うイダッチに、魔王は「ものの見方は人によってちがうから、真実も人によってちがうだろ」と、ぴしゃり。

ピンポンダッシュ冤罪事件、作文盗作騒動、歩きスマホでの事故……。
どれも真実を証明するのが難しい問題ばかり。
イダッチと魔王のでこぼこコンビは、最高の学級新聞を作りあげることができるのでしょうか?

感想・レビュー・書評

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  • 4.5年から。5年1組の学級新聞作りをする2人が、記事を良くするために奮闘。仕事や著作権を知ること、事件や噂を取材するために色々な周りの事情や想いから多様性を考えることなど、子どもたちに必要な範囲で描かれている。最後に作った新聞が出ているところも○。

  • ピンポンダッシュ犯の濡れ衣を着せられた主人公が、犯人を暴くために取材して学級新聞に発表するまでの物語。

  • 小4息子が気に入ってました。

  • 【10/15~10/21 新聞週間 にちなんで紹介】
     ピンポンダッシュの犯人にまちがわれたイダッチ。新聞係のイダッチは、真犯人を見つけ、学級新聞で発表しようと、「魔王」(堤くん)と取材を始める。

  • 高学年向き 真実って?
    小6の井田はピンポンダッシュの犯人に間違えられたことをきっかけに学級新聞で真実をスクープしようとする。取材を通して何が真実か、いい新聞って何かを考えていく。
    メディアについて考えるいいきっかけになる本。井田くんと一緒に悩みながらで楽しく読める。

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著者プロフィール

作:赤羽じゅんこ
東京都在住。『がむしゃら落語』(福音館書店)で、第61回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と四人の深呼吸』(さ・え・ら書房/共著)で第4回児童ペン賞企画賞を受賞。
近著に『ひょうたん池の怪魚?』(講談社)、『ちょっとねがっただけ』(国土社)、『AIマスクはいかがですか?』(フレーベル館)など。日本児童文学者協会常任理事。

「2023年 『ひと箱本屋とひみつの友だち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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