神在月のこども (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065245958

作品紹介・あらすじ

日本中の思いをかき集めて、神様の国に届けるんだ。

少女の名は、カンナ。
母を亡くし、大好きだった”走ること”と
向き合えなくなったこども。
そんな少女が、在る月、
絶望の淵に母の形見に触れたことで、
歯車が廻りはじめる。
現れたのは神の使いの、うさぎ。
出雲までの旅にカンナを誘う。
少女は問う
「本当に、お母さんに会えるの?」
白兎は答える
「ご縁が、あれば。」
行く手を阻むのは、鬼の子孫、夜叉。
行く先で出あうのは、大小様々な八百万の神々。
神無月と書き、全国から神々が姿を消す月を
神在月と呼び、神々を迎えてまつる神話の地。
島根・出雲、この島国の根と読む場所へ、
自分を信じて駆ける少女のものがたり。

感想・レビュー・書評

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  • 昼から夜にかけて出雲まで走る。
    一度諦めたあとに時間経過していて、間に合わなさそうだけれど、間に合ってよかった。
    一番偉い神様の姿も見てみたかった。
    (映像で?)

  • 映画はまだ観ていない。地元図書館でDVDが借りられるそうなので、予習として。

  • 映画公開決定! 島根・出雲、この島国の根っこへと、自分を信じて駆ける少女の物語。

  • 映画が面白かったのでノベライズ版もということで読んだ一冊。 韋駄天神だった母を亡くした少女カンナは、ひょんなことから母の代わりに、全国の「馳走」を集めつつ八百万の神々が集う神在月の出雲を走って目指すことになるのだが…。母の死を切っ掛けに大好きだった『走る』ことの意味を見失ってしまったカンナが、一緒に出雲をめざす鬼の少年・夜叉、神使のしろうさぎとの交流を通じ、その意味を取り戻す成長の物語でした。過去の自分に折り合いを付けて、しっかり前を向いて走り出せるようになったカンナの姿に感激です。

  • 映画館で、映画を観た。舞台挨拶付きを観た。図すぐに小説を買った。しばぁらく、半年以上、ちょっと読んではやめてしまっていた。今回は主人公のカンナとともに、一気に駆け抜けることができた。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50251887

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著者プロフィール

千葉県出身。1980年10月生まれ。コピーライター、プランナー、ディレクター、プロデューサーとしてキャリアを重ね、2009年にcretica universalを設立。映画・漫画・音楽ほか様々な領域でのコミュニケーションデザインを手がける。大作映画のプレミアから、全国各地のタイアップ、映画祭のスタートアップまでを統括し、劇場オリジナルアニメ『神在月のこども』では、企画、原作、脚本、コミュニケーション監督を担う。


「2021年 『アニメ絵本 神在月のこども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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