まっくろ (講談社の創作絵本)

  • 講談社
3.68
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本棚登録 : 434
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065247341

作品紹介・あらすじ

何枚も何日も画用紙を黒く塗りつぶし続ける男の子。ついに塗りつぶすのをやめたときに、うまれたものは……? 想像力・創造力を考える絵本。

読み聞かせ4歳から。ひとり読み6歳から。

感想・レビュー・書評

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  • 「みんなの 心に浮かんだことを 描いてみましょう」... 先生の目が真ん丸になった。男の子が、画用紙を真っ黒にしていたから。先生は困った顔をして、男の子に言った「ちゃんとした絵を描きなさい」...それでも男の子は、真っ黒にし続けた。学校が終わっても、家に帰っても...。まわりの大人たちが心配するダークな世界に没頭する男の子が、何十枚もの真っ黒な画用紙を並べ始めると、不思議なことが!・・・大人の想像を超えた、限りない創造力を秘めた子どもの姿を見つめた、気づきの絵本です。

  • 【9/6 クロの日 にちなんで紹介】
     「こころに うかんだことを かいてみましょう」おとこのこが がようしを まっくろに していた。がっこうが おわっても、いえに かえっても、あさに なっても、やすみに なっても、おとこのこは まっくろに しつづけた。

  • 往々にして芸術家は人に理解されない
    とかそういう?

  • 3分ぐらい

    黒い絵しか書かない子のお話

  • 読了

  • 2023.9.7 6-2

  • 借りた後から本日〈黒の日〉と知って偶然にびっくり!
    「心に浮かんだことを かいてみよう」の先生の一言で、画用紙を次々真っ黒に塗りつぶす男の子。先生も友だちも家族もみんな心配するけれど、男の子はその手を止めない。
    自分も心配になってしまったけれど、初動や一部分の行動だけ見て先走って判断するのは良くないなと今更ながら猛省。
    ラストの言葉で胸にじわっと溢れる温もりが何とも心地よい。
    怖くない『まっくろ』の正体がわかったところで7歳の息子は「キャーキャー」大盛り上がり。「すげー!この子天才じゃん!」と絶賛しまくりだったw

  • 人と違うことをしても否定してはいけないと思える本

    2022絵本50

  • 息子8歳8ヶ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り)
    その他

    素敵な結末でよかった!

  • 2021 先生が言った
    「みんなのこころに
    うかんだことを
    かいてみましょう」

    2分

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著者プロフィール

高崎卓馬
一九六九年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。クリエーティブ・ディレクター/CMプランナー。JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤー、TCCグランプリ、カンヌ国際広告賞、アドフェストグランプリなど、国内外の受賞多数。映画『ホノカアボーイ』の脚本・プロデュースや、ドラマ脚本、小説『はるかかけら』『オートリバース』の執筆も手がける。その他の著書に『面白くならない企画はひとつもない 髙崎卓馬のクリエイティブ・クリニック』など。

「2022年 『オートリバース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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