ばけねこキッチン (わくわくライブラリー)

  • 講談社
3.80
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本棚登録 : 75
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065258255

作品紹介・あらすじ

まわりをよく見てごらん。きみにもきっと、ばけねこシェフがついている。
だから、だいじょうぶ。ひとりでお料理ができるようになるよ!

柊太がひっこししてきた家は、もとレストラン。すがたをあらわしたねこは、なんとおいしいもの好きで、柊太にだけ話しかけますが……!? 
コンビニのからあげをわけてくれた男の子をたすけるために、クラスメイトと力をあわせて、柊太がおいしい料理を作ります。
レシピがあるから、ふだん料理をしない子、台所でおてつだいをしない子でもわかりやすい! たのしくて、おいしいお話です!
(小学校中級から)

感想・レビュー・書評

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  • 主人公が、引っ越した先に、シェフの帰りを待つばけねこがいて、しゃべるねこなので、主人公との掛け合いを、楽しむ事ができます。
    話しは、ありがちな感じで、すんなり読めました。
    好きなキャラクターは、ばけねこ。すごく空気が読めるところ。
    話の中に出てくる料理のレシピがついているので、作ってみて、話を楽しむのもいいかも。

  • 猫が唐揚げの作り方を子供に教える所が面白かった。

  • 引っ越ししてきた家には世界一グルメな猫が住んでいた。
    から揚げ作りには猫の手も借りたくなる?
    人との別れにグルメが交差する物語。
    (一般担当/道明寺P)

  • さくら台小学校3年の保坂柊太(しゅうた)は、転校してきたばかり。新しい家は、昔レストランだったところ。
    クラスメイトの名前も覚えて、順調な新生活をスタートさせてるのだけど、一つ問題があった。
    実は、柊太の家にはレストランだった頃に住んでいたネコが、化け猫となって、まだこっそり住んでいたのだ。
    名前はフィル。なぜか柊太と話せて、柊太もはじめはびっくりしながらも、フィルに唐揚げの作り方を教えてもらったりする。

    フィル目線で物語は語られる。
    化け猫、とは柊太が言ったからで、フィルは「失礼な!」と返すが、否定はしていない。
    昔レストランであり、その後、何度か家主が変わって今、という設定なので、何歳かはわかない。
    イラストではオッドアイで、尻尾が太めなのが、化け猫を意識してるのか?くらいで、全体にはかわいい白猫。

    これから料理のレパートリーを増やしていくシリーズ化させていく予感。

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著者プロフィール

東京都生まれ。エッセイスト、児童文学作家。『寿司屋の小太郎』(ポプラ社)で椋鳩十児童文学賞を受賞。児童書の作品に「ゆうれい回転ずし」シリーズ、『にっこりおすしとわさびくん』『ばけねこキッチン』『ハッピィ・フレンズ』(以上、講談社)など多数。『寿司屋のかみさん うちあけ話』(講談社)をはじめとするエッセイ「寿司屋のかみさん」シリーズは10作を超える。東京・東中野の「名登利寿司」の女将でもある。

「2023年 『晴さんのにぎりずし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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