恋と嘘(12)美咲編 (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 268
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065263945

作品紹介・あらすじ

「嘘」は許されない。「恋」はもっと許されない。すこし未来。日本では16歳になると、政府から結婚相手が指名される世の中になっていた。根島由佳吏15歳は、日本の片隅に住む、うだつの上がらない少年。成績もスポーツも中の下。だがしかし、その胸に燃えるような恋心を秘めていた! 恋が許されない世界で、誰かを好きになってしまった少年の運命は‥‥!?

政府が結婚相手を指名する世界。少女の好きな男の子のパートナーには他の女の子が選ばれた。かつて、彼を守るためにとある取引をした少女。この世界のどこかで彼が笑っていられるならば、その隣にいるのは自分でなくてもいい。自分は選ばれなくてもいい。そう思っていたはずなのに。溢れてしまった恋心を抱えて、彼女はひとり、思い出の場所をあとにする。「人を好きになるって、何なんだろう?」高崎美咲と、根島由佳吏。命を懸けて恋をしたふたりが、辿り着く先は――。

感想・レビュー・書評

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  • 2つのエンディングを用意していたとは予想外だった。
    もっともすんなり納得いく美咲編。予想通りの展開だがなんかしっくりこないのは何故?

  • いつも仁坂がサラッとネジの背中押してくれるのに、どうして仁坂ルートはないんですか〜!?(n回目)

    「私を恋に殉じさせて」等、全体的に病的な、狂気のような強い言葉が多いと感じました。
    当事者にしかわからない感情があったから、この選択だったんだと納得できる内容です。

    決死の決断をしてネジを救った高崎さんが、一生を懸けたネジの手を取る。自分たちで選び取ったかけがえのない恋、って感じで、良かったです。
    ネジと高崎さんの消しゴムがぴったり合うシーンは、予想していたはずなのに、ページを捲る手が震えました。

    莉々奈がネジを別れを告げる言葉が、莉々奈の気持ちの温かさと思いやりに溢れていて、高崎さん編のはずが莉々奈の好感度も上がります。

  •      嘘をつくのは、悪いこと
      でも、この世界では自分で恋するのは
          悪いことになっている

  • 自分の寿命も顧みず、美咲を選んだエンド
    自殺しようとしていた美咲を止めて、美咲を選ぶネジ
    エンドロールでは死ぬことなく幸せな家庭を築く二人の姿が

    私を恋に殉じさせて

  • 単体で読むと普通に良い終わり方に思えたが、莉々菜辺が良すぎたのも合って、少し締まりがなく感じてしまったなぁ。まぁでも両ルートやった判断は良かったと思う。

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