艦隊のシェフ(1) (モーニング KC)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065266120

作品紹介・あらすじ

第二次世界大戦中の太平洋。常に最前線にいた駆逐艦・幸風。その艦橋の真下に、武器を扱うわけでも、作戦に携わるわけでもなく、兵士たちのためにメシを作り続ける男たちがいた。彼らの名は烹炊兵。戦争のハラを支え続けた男たちの、超極限美食物語が開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • 主計兵。旧日本海軍で、経理事務・軍需品・被服・兵糧・調理などをつかさどった兵士のこと。
    駆逐艦・幸風の主計兵たちを描く「艦隊のシェフ」です。

    飯テロ漫画の要素もあり、戦場の緊迫感もあり、海原の隠された任務というミステリーもあり、という贅沢な内容。
    戦闘の場面が少ないので、兵士の日常というまったり感覚で読めてしまう時もあるのですが、物語にゲストとして登場する人物のエピソードは戦争という非日常にあるのだなぁ、と思わされます。
    戦争という非日常の中で、日常の感覚に戻らせてくれる食事を提供する主計兵の奮闘劇、なのかな。

    太平洋戦争の最前線にいる幸風なので、惨劇は待っていそうな気がする。それは悲劇だけども、戦争の事実の一つであると思います。奇跡の駆逐艦・雪風をモデルにしているというので、それはないのかな。

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著者プロフィール

1965年、東京生まれ。鉄道関係のライターとして長く活躍していたが一念発起し、漫画作品の投稿を始める。第54回ちばてつや賞一般部門で大賞を受賞し、43歳で漫画家デビューを果たした。代表作は『カレチ』(全5巻)、『甲組の徹』(全1巻/共に講談社)、連載中の『国境のエミーリャ』(小学館)他多数。

「2023年 『艦隊のシェフ(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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