自律神経の科学 「身体が整う」とはどういうことか (ブルーバックス)
- 講談社 (2023年4月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065267165
作品紹介・あらすじ
・「自律神経のバランスが乱れている」ってどういうこと?
・皮膚を刺激すると自律神経の活動が変わる?
・瞳を見て、自律神経の活動を確認する方法
・「気持ち」によって内臓の動きが変わるのはなぜか
・じつは「自律神経失調症」の定義はない?
・交感神経と副交感神経、それぞれの異常で生じる症状とは
・深呼吸で気持ちがやわらぐ理由
・緊急時に馬鹿力が出るのはなぜか
・怒ると心拍が上がり、嫌悪感を抱くと体温が下がる仕組み ……など
ーー自律神経が心身を巧みに調整していた!
【全身を調整する自律神経のしくみがわかる】
「心身の不調は自律神経が原因かもしれない」「自律神経のバランスが乱れている」などとよく耳にします。
そもそも、自律神経とはどのような神経なのでしょうか?
簡単に言えば「内臓の働きを調整している神経」。
全身の臓器とつながり、身体の内部環境を守っています。
自律神経に関わる歴史的な研究を辿りながら、交感神経・副交感神経の仕組みや新たに発見された「第三の自律神経」の働きまで、丁寧に解説していきます。
感想・レビュー・書評
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自分も年を取ってきて、自律神経の働きが弱くなってきたようなので、本書を読んでみた。
著者は大学で生理学を教える女性研究者。分かりやすく書いているのだが、如何せん専門用語が頻出してくる。ページ数からいって、やむを得ないのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
朝にバターコーヒーを飲んで朝食代わりにしてあたが、この本の中で自律神経には食生活が大事と書いてあったので、朝食を食べるようにした。自律神経からの不調が少しだけ良くなった気もする。
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専門用語多数で難しい。。
勉強だと思って読んだ。
言葉はわからないけれど、なんとなくでもイメージができて知識をいれることで自分の生活に変化を加えられるかもしれない。
他にも読んで理解を深めていきたい。 -
少し詰め込みすぎかな。
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神経について知りたかったので読みましたが、とてもわかりやすくて参考になりました。
「腸管神経系」がとても気になる。 -
からだの智恵を理解→病気や苦痛を自在に操る
レーウェンフック:神経線維の束
神経線維の種類と情報の伝達速度
情報は電気の信号で伝えられる
神経伝達物質:アセチルコリン・モノアミン・アミノ酸・ペプチド・ガス
自律神経:求心性・遠心性神経
交感神経・ノルアドレナリン
副交感神経・アセチルコリン
自律神経:二重支配と拮抗支配
精神性発汗は心によって左右
内蔵ー内蔵販社
体性ー内蔵or自律神経反射
皮膚への刺激→脳の血流→脳を活性化
適度なストレス≒人生のスパイス
ストレスに対するすくみ反応→身を守る
視床下部:報酬系と嫌悪系の中枢
規則正しい食事→体内リズム
内蔵の感覚を大切に→排泄進む
腸管神経系
よい生活習慣の継続→自然治癒力↑=病気の予防 -
自然科学もBLUE BACKSを始め色々読み齧ってきていた気がするし、自律神経なんてよく聞くからそれなりに知ってるかと思っていたけど、改めて向き合ってみると生理学についてはこれまであまり触れてこなかったんだなということがよくわかった。基本的な内容だけど新鮮で楽しかった。
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