すだちの魔王城(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 168
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065275573

作品紹介・あらすじ

勇者が魔王を倒し、世界は平和になった――にもかかわらず、道具屋・すだち屋を営むムラビトは困っていた。平和すぎてお客さんが全然来ないのである! このままでは閉店まっしぐら‥‥ そんな時に現れた少女の正体は、死んだはずの魔王で‥!?
[勇者も魔王も村人も、みんな平和になった世界で悩んでる――笑って、泣ける、熱いファンタジー&コメディ!!]

感想・レビュー・書評

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  • 魔王討伐後の世界が舞台のコメディ&ファンタジー。
    魔王はかわいいし元勇者のキャラもおもしろかったけど、何故か続きを手に取るまではいかなかった。

  • ■書名

    書名:すだちの魔王城(1)
    著者:森下 真 (著)

    ■感想

    魔王討伐後の、勇者と魔王と道具屋の物語。
    これもフリーレンと同じ、魔王討伐後の物語ですね。
    まあ、フリーレンとは内容は全然違うけど。

    魔王は討伐された・・・・ただ、実は魔王は死ねないため魔王は生きていた。
    しかし、魔王は死にたいため魔王を誰かに継承する必要がある。
    そんな中、色々あり道具屋の主人公ムラビトに魔王を継承してしまったから
    さあ、大変。

    という感じで、勇者、魔王、道具屋の物語が始まります。

    最初から結構話が複雑なので、恐らく最初からかなり設定を練って描いている
    のかな?と思います。
    話しの展開がなかなか予想がつかないです。
    全員、違う目的があり、そこら辺をどうやって達成していくのか?
    色々な展開がありそうで、楽しみです。

    キャラクターも勇者、魔王、道具屋、勇者の仲間、悪役(王様)と色々おり、それぞれ
    一筋縄ではいかないキヤラクターとなっています。

    キャラクターと物語が相まって、5巻にしてなかなか混沌を極めていく感じが
    ありますね。これ、面白いです。

    今後も楽しみにしています。

  • Twitterで公開されている第1話を読んで面白かったので過去ログから6・7話、3・4話、マガポケ無料分で2・14・15・16話も読んで、ざっくり内容を把握。
    《西洋風ファンタジーRPG》風の世界観(ただし魔王討伐後)で、冒険者が旅立つ最初の村「サイショ村」で道具屋を営む青年「ムラビト」が主人公。道具屋が「すだち屋」だったり魔王が「マオ」だったりネーミングが安直すぎるが、わかりやすいともいう。
    《魔王後継者になってしまった平凡な村人のドタバタコメディ》が基本。ムラビトが一人で道具屋を営んでいる理由や魔王討伐後の勇者の扱いなど背景がゴリゴリのシリアスや深そうな闇もあるが、ムラビトのまっすぐな性格と挟まれるギャグで重くなりすぎずに読める。

    真面目で一途なムラビトには好感を持てるし、マオは「美少女だけど実は魔王」「魔王だけど少女らしい一面がある」という二重のギャップ、アッシュの本来の性格は勇者に似つかわしくない粗暴さだけど気に入ったものには自己犠牲も厭わない義侠心があり、キャラクターも魅力的。
    ムラビトにお金が大好きな一面があって、ただのいい子ちゃんキャラにとどまらないところがいい。「父親が利益無視だったから」「冒険者=お客が減って経営の危機だから」という背景があるので、すんなり受け入れられる。

    絵がうまい。線がしっかり描き込まれていて街並みや魔物などファンタジー要素の実在感を強くしている。一方でギャグ絵は徹底的に簡略化していてメリハリがある。

    その後コミックス紙版を新品で購入(幸い店頭にはまだ初版帯付きがある)。カバー下や幕間に描き下ろしやキャラ設定公開があるので、すでに読んでいても楽しみがあるので満足度が高い。

  • ファンタジーのお話を読むとき、設定がゲームっぽかったりすると萎えちゃって読むのをやめることが多いんですが、この漫画はそんな私でも読む手が止まらなくなるくらい夢中で読めました。ゲームに詳しくない人でも読めるはずです!

    そしてストーリーが面白いのはもちろん、キャラクターも本当に魅力的。一瞬見せる可愛いところにキュンときたり、まさかの性格にびっくりしたり…みんなすごく濃いです。
    また村長だけじゃなくて村人もいい人たちばっかりでちょっとうるっと来るし、魔物も可愛くて癒される。

    画力が高いからキャラクター一人ひとりの表情がよく見えるし、どのような動きをしているのかもよく分かって読みやすいです。

    Imも好きですが、この漫画も好きだな〜

  • 勇者が変化球で面白い。

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著者プロフィール

大阪府出身。漫画家。大阪芸術大学キャラクター造形学科在学。2011年、『鴉檻~レイヴンケイジ~』でスクウェアエニックスマンガ大賞・準大賞を受賞しデビュー。『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)2013年2月号に読切『Im~イム~』掲載。12月号にも同タイトルで別世界観の読切掲載。常に新しい世界観を表現する。現在、新作品を執筆中。

「2014年 『再び大阪が まんが大国に甦る日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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