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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065283059
作品紹介・あらすじ
イタリア童話文学の巨匠ジャンニ・ロダーリからの今年の贈り物は、本当のことを言えなくなった国で起きる出来事を描いた長編小説!(仮)
感想・レビュー・書評
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ガラスを割るほどの声の持ち主、ジェルソミーノのちょっとした冒険。パンをパンと言ってはいけない、ネコはミャーではなくワンと鳴かなければならない妙な国で、ジェルソミーノはラクガキをふるわせてネコを生み、"本物"を描く画家バナニートと出会う。
なりゆき任せでドタバタ話が転がり進んで面白い。
バナニートが、自分の描いたウソだらけの動物たちを本物にしていくところが好き。馬の脚を13本から4本にし、ラクダのしっぽを3本から1本にし・・・
「絵を飾りたてていたすべてのうそを取りのぞくと、絵は美しくなります。美しくなると、それは本物になります。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
凄い声の持ち主ジェルソミーノが嘘つきの王国で絵から生まれたゾッピーノと出会いいろんな冒険をする。何でも本当になる画家バナニートや私のお気に入りの立ちっぱなしのベンヴェヌートなどユニークな人がいっぱい。風刺に富んで面白い。
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