成熟とともに限りある時を生きる

  • 講談社
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本棚登録 : 205
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065283523

作品紹介・あらすじ

自分らしい生き方をしている人は憧れられます。いつでもみずみずしい笑顔で若々しい。衣食住も自分のスタイルがあるので何をしてもエレガントに見えます。自分も自由、だから、あなたも自由でいい。そんな大人の「私らしい生き方」が本書で学べます。
たとえば人は、「比べる」ことで幸せや不幸せな気持ちになります。顔やスタイル、持ち物、自分や家族の学歴、財力、社会的地位などなど、人と比べて感じる幸せは、相手に負けられないという気になったりして、自分自身を見失う原因になります。
誰とも比較しなければ、心は平安です。どうすればいつもそうでいられるでしょう。ドミニックさんいわく、「旅行や食事、住まい、消費などでステレオタイプになるのを避けてごらんなさい。自らの価値観で行動すれば、比べることは少なくなります」と。
本書では、このほか「受け入れる」「自分を尊重する」「一定の距離を置くこと」「分相応を覚える」など、「心軽く自由に生きる」ための貴重な秘訣が綴られています。

感想・レビュー・書評

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  • 大人の生き方、人との付き合い方についてヒントを得られるいい本だった。搾取(時間や気持ち、エネルギーなど)してくる人とは離れ、本当に気がおけない大切な人とのかけがえない時間を大切にしようと思った。その判断基準は、自分。これまでの慣習や外の基準ではなく、自分がどう思うか、自分がどう感じるかという感性を大切にし、自分自身を尊重していくことが大事。

  • ドミニック・ローホーさんの本はたびたび読み返す。なかなか彼女のように凛とした潔い生き方はできていないけど、それでも生活にまみれてしまった時の羅針盤のような存在。
    好きなフレーズ:これまでに味わってきた本物の喜びの瞬間が、私たちの好みのほとんどを形成している。
    自分の好みをハグして、より好きになれそうなフレーズに心がときめきました。

  • ローホーさんの著書は好きでほぼ読んでいて、シンプルに日々こうありたいと思うことが伝わってくるのですが、今回はいつもよりちょっと複雑で高度な感じを受けました。日常のさらにその先の心持ちというか。そうありたいけどなかなか難しい。また時間を置いてからゆっくり読み直そうと思います。

  • 考えていること整理するのに、ドミニクローホさんの著作が助けになったので、これはどうかな?と手に取りました。

    いわゆる「〜なさい系」の本ですね。書いてある内容もやや手垢がついている感じ。やや散漫で表面的です。一見矛盾するような記述も見られました。

  • 外国の著名人?の方の良い言葉の翻訳かな
    今の私には難しく捉えてしまう内容、もっと読みたいにならないので途中で断念
    安心安全を求めすぎ→確かにだけど求める必要もある 

  • タイトルと
    帯の「ゆったりとした服をまとうように、自由に楽しく優しく」で買った。
    今まさに私のこのように生きたいと言う願望。

    訳が入ると少し違和感のある箇所もあるけど、気負わず自然体に生きてこーって思わせてもらえる本だった。
    友人にお勧めの本を聞かれ、タイミングでこちらの本を読んでる事を伝えると彼女も読んでくれたようで。
    ただ彼女は、迷っていた海外移住の後押しがこの本だったと言い、先月大自然の多い日本とは真逆の国に移住しました。
    きっと彼女は、人生一度を痛感しゆったりとした服をまとって自由に楽しく優しくいれる地を選んだんだろうな。

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著者プロフィール

ドミニック・ローホー――著述業。
フランスに生まれる。ソルボンヌ大学で修士号を取得し、イギリスのソールズベリーグラマースクール、アメリカのミズーリ州立大学、日本の仏教系大学で教鞭をとる。アメリカと日本でヨガを学び、禅の修行や墨絵の習得などをとおし、日本の精神文化への理解を深めてきた。フランスはもとより全世界で著書がベストセラーに。『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』『シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう』(以上、講談社+α新書)、『シンプルだから、贅沢』(講談社)ほか、日本でもその著作は大きな支持を得ている。

「2022年 『成熟とともに限りある時を生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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