- Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065285923
作品紹介・あらすじ
犬の「くろ」が、夜をとおして、猫の「しろ」に思いをつのらせる。あいたいきもち、あえないきもち。やっとあえた時、命がかがやく。
感想・レビュー・書評
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会えないモノクロの世界は、
会いたいと想う人と会えるとカラフルになる。
当たり前のように会える人が居る人には
理解出来ない。
モノクロの世界は、儚くて黒くて白い。
会えない分想いは濃い。
自分がその人に会いたいきもちが形を変えて、
相手が気が付かない些細なレベルで
その人の毎日の何気ない生活の中の幸せに
+α出来たらいいのになって想う。
そんなことできないけど、会いたいって
そんくらいおっきな愛だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんなに会いたいって思ってもらえたらいいな。
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モノクロの簡単な絵なのに、スピード感や焦燥感が感じられます。
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同じ作者による『しろとくろ』が白い猫のお話、こちらは黒い犬のお話。会えるかなって不安になって、会いたいからこそ駆け出して、会えたなら世界は輝くのだと最後のページが教えてくれます。モノクロの世界が色づくのは、そんなのもう、大好きじゃん……!!
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くろ犬が会いたかったのはしろ猫だったとは??
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いぬのくろがねこのしろへの思いを募らせる絵本。こどもにはあまりはまらず。
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表紙を見た瞬間、これは泣くと思いました。
絵本展の図録に載っていたので、同じものかと思ったけど、
違いました。
こちらは黒と白(最後に黄色)で、赤が使われていない。
その分、くろの気持ちがよりストレートに伝わって、
本を開くたびに苦しいのです。もう会えないんじゃないかって。
毎回新鮮な感動をありがとうございます。 -
きくちちきさんの新作『くろ』です。
犬の「くろ」が猫の「しろ」に思いをつのらせる。
あいたいな……
あえるかな……
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せつない気持ちが「くろ」の顔の表情に1杯…。
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シンプルな言葉で表現される心の動き、1ページ1ページ「くろ」の心の変化が手に取るようにわかります。
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画面1杯に広がる生命力あふれたのびやかな描線、白と黒だけで表現していて、そこには沢山の心模様が見え隠れしています。
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最後のページだけは、鮮やかな日の光の黄色とともに、逢えた喜びと、そこに存在する全ての命の輝きがあります。
胸が1杯になりますよ〜。
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『#しろとくろ』には、対となる絵本作品『くろ』が存在します。
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猫の「しろ」が主人公の絵本『しろとくろ 』と、犬の「くろ」が主人公の絵本『くろ 』、「しろ」と出会った日の夜の「くろ」を描いた作品です。……この2冊の絵本は、2匹の「出会いの物語」です。
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きくちちきさんにとって、この2作は「ふたつでひとつの物語」だそうです。
「ぼくにとっては、どちらが欠けてもだめなんです。」
「『くろ』を描き終えたとき、ようやく完成したのだと実感しました。」
とコメントされています。
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その2冊に続いて形を変えて出たのが新作の『くろ』です。
直ぐにでも、いえ、どんなに時が経っても、また会いたい!そう思うのでしょうね、会いたい気持ちは募るばかりです。
あいたいな
あいたい
あえる?
あえるかな…
会いたい気持ちが膨らんで、でも少しずつ不安になり……。
「くろ」わかるよ〜、きっと会えるよ〜と抱きしめたくなります。
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今 @ehonya_rusuban さん
で原画展をやっています。お時間ある方は是非お出かけ下さい。愛らしい「くろ」に会えますよ〜。
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2012年のデビュー作『#しろねこくろねこ』が、「ブラスティヴァ世界絵本原画展」で「金のりんご賞」を受賞し、一躍注目をあびたちきさん。どれも自由奔放な絵が画面いっぱいに広がり、生きる喜びと自然への賛美に満ち満ちています。
またちきさんにもお会いしたいです!
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