此の世の果ての殺人

著者 :
  • 講談社
3.59
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  • / ISBN・EAN: 9784065289204

作品紹介・あらすじ

第68回江戸川乱歩賞受賞作。

史上最年少、選考委員満場一致。
「大新人時代」の超本命!

本格ミステリーの骨法もよく心得ている――綾辻行人
特A、もしくはA+、もしくはAA――月村了衛
二人の女性のバディ感が最高に楽しい――柴田よしき
極限状況で生きてゆくひとが、愛しくなる――新井素子
非日常を日常に落とし込む、その手捌きは実に秀逸である――京極夏彦

―滅びゆく世界に残された、彼女の歪んだ正義と私の希望
正義の消えた街で、悪意の暴走が始まったー

小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。年末、ある教習車のトランクを開けると、滅多刺しにされた女性の死体を発見する。教官で元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める――。

感想・レビュー・書評

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  • 第68回江戸川乱歩賞受賞作。
    作者は弱冠23歳の最年少受賞だそうです。

    小惑星「テロス」の地球への衝突予測地点が日本の九州と予測されているという設定で、九州、福岡市に住む23歳の小春はそれでも自動車学校に通っています。
    小春は周りの3人の友人や父が天体異変の恐怖から自殺している中6つ年下の弟成吾と二人暮らしです。母は消えて4カ月になります。
    他の人々も次々と自殺しています。

    そんな時自動車学校の教官で、元警察官のイサガワ先生との教習中に殺人事件に遭遇します。
    殺されていたのは弁護士の日隈美枝子、そして同じ福岡で高梨祐一17歳と立浪純也17歳の殺人事件が起きていたことを知り、全員全身に刺し傷があったことから快楽殺人犯による連続殺人を疑います。
    そして、高梨、立浪はハル(小春)の弟の成吾の元同級生だったことがわかり、二人と日隈のメールの相手から、成吾がなんらかの関係があるのではと疑いを持ち始めます

    ハルとイサガワ先生、刑務所から脱走してきた暁人と弟の光、中学生の七菜子が加わり終末を迎えようとする福岡で、快楽殺人の犯人を追いかけます。


    最後の戦いは血みどろのドロドロ、ハルが最後にイサガワ先生に「どんなに腐っても人間だからです」と犯人をかばう場面は、ハルちゃん、優しすぎるよと思いました。
    地球の終末がくるからといって自殺者が大勢いる中、ハルたちのとった行動は凄いし、犯人は大バカのコンコンチキとしか思えませんでした。

    • まことさん
      土瓶さん♪

      もう、レビューばっかっり書いていると、表現力がだんだん枯れてきたような気がします。(^^♪
      この、犯人に対する気持ちを表...
      土瓶さん♪

      もう、レビューばっかっり書いていると、表現力がだんだん枯れてきたような気がします。(^^♪
      この、犯人に対する気持ちを表そうとしたら、こんな表現が浮かびました。
      なんか変かもしれないけど、このまま書いてやれと書きました。
      ちゃんと、読んでくださっている方がいるものですね"(-""-)"
      2022/09/14
    • bmakiさん
      まことさん

      本当!!大バカのコンコンチキでした!何だあいつ!!
      全部の爪剥がして、じわじわと痛めつけてやれ!!と思ってしまった私は、どうや...
      まことさん

      本当!!大バカのコンコンチキでした!何だあいつ!!
      全部の爪剥がして、じわじわと痛めつけてやれ!!と思ってしまった私は、どうやらイサガワ先生の性格のようです(笑)

      新人さんとは思えないくらい、物語の世界に没頭してしまいました。
      楽しい時間でした(^^)
      2023/01/22
    • まことさん
      bmakiさん♪

      やっぱり、大バカのコンコンチキですよね!
      言いたくなりますよね。
      bmakiさんは、イサガワ先生の性格なんですね。
      あの...
      bmakiさん♪

      やっぱり、大バカのコンコンチキですよね!
      言いたくなりますよね。
      bmakiさんは、イサガワ先生の性格なんですね。
      あの犯人は、どう考えてもおかしかったですよね。

      まだ、お若い新人さんの作品でしたよね。
      これからのご活躍も、楽しみですね!
      2023/01/22
  • こちらもブックオフで購入。

    方舟を新品で購入した時、中に挟まっていた広告を見て気になっていた一冊。

    何でも新人さんだとか!?
    新人さんとは思えない世界観、そして物語の迫力。

    この世の果てとは??
    まるでアルマゲドンの世界。

    小惑星が日本、それも九州に衝突するという危機的世の中が舞台。

    日本中の人間が脱出を試みる中、ある一定数の人間はまだ日本に残っていた。
    あと二ヶ月で小惑星が地球に衝突し、全人類が滅亡する。何処に逃げてもさして変わらない。結局は死ぬのだ。

    そんな世界の中、小春は自動車学校を目指す。
    そこにはイサガワという女性教官が1人残っていた。
    彼女との教習中、教習車の中に滅多刺しにされた女性の遺体をトランクから発見する。

    もうすぐ黙っていても地球の人間は滅ぼされるというのに、イサガワ先生は犯人をつけ止めると言う。

    そして小春も何故かイサガワ先生の捜査に加わることに。

    捜査の過程で、またも刺殺体の情報が。どうやらそれらは無関係ではないと判明する。

    捜査の段階で、同い年の光、光の兄の車椅子の暁人、中学生の七菜子と知り合い、彼らと協力しながら犯人を追い詰める。


    私も彼らと一緒に教習車に乗って、彼らと一緒に事件解決の為推理して、彼らと一つになったような錯覚に陥る。

    そしてクライマックスは、瞬きも忘れるくらい、本に食らいついてしまった。

    がっつり引き込まれていた。



    物語の背景からか?登場人物が少なすぎるからなのか?割と早い段階で犯人は分かってしまったが、分かっていても全く問題ない。
    このスピード感、良かったと思う(*^^*)

  • 江戸川乱歩賞受賞作品ということで気にはなってたんですが、発刊当時はちょうどいわゆる特殊設定ミステリってやつを何冊かまとめて読んでいてお腹いっぱいになっていたこともあり見送っていました

    で、今回新作の『ちぎれた鎖と光の切れ端』がなにやら評判がいいので、まずはこちらから読んでみることにしました

    っていうかもっとちゃんと教えてよ!(誰に向かって言っているのか?)

    いや、違うじゃん!
    わいがそん時読んでた特殊設定ミステリとぜんぜん違うじゃん!
    殺人事件のトリックに特殊設定を利用するってのとぜんぜん違うじゃん!
    困るんだよねそういうことされると
    もう!

    人を描くための特殊設定やん!
    正確には人を描きやすくするための特殊設定やん!

    まぁ、これは俺の勝手な水族館なんでぜんぜん違うかもしれんのだけど間違えた推測
    人のココロを単純にするための「特殊設定」のような気がしたんよね

    人のココロってもちろん言うまでもなく複雑じゃん
    矛盾した思いが同時に発生したり、人に対する思いだったり

    そんな複雑なココロのある一面を極端に大きくしたり
    秘めてた思いを歪曲化したりってところに説得力を持たせるために「世界の終わり」を利用した気がしたんよね
    「世界の終わり」が近付いてるんだから、人のココロが極端になってもおかしくないでしょ?って

    もっと言えば、まだまだ人のココロの繊細さを表現する力量が不足していると自分で判断してそうしたんじゃないかと
    粗隠しのために「特殊設定」をひねり出したんじゃね?と

    もし俺の推測が当たっているとしたら、その試みは大成功だったんじゃないかな
    むしろ粗隠しが説得力になってる
    いや最初から説得力を狙ったのかもしれんけどさ

    とにかくこの「世界の終わり」によって人のココロを単純明快にすることに違和感なく成功してる

    そして単純にすることで登場人物たちのキャラクターや考え、感情がすっと入ってくる

    むむむ?もしかして俺の知らない間に凄い作家さんが誕生していたのか?

    よし『ちぎれた鎖と光の切れ端』で確かめよう!

    • ひまわりめろんさん
      自撮りです
      自撮りです
      2023/11/09
    • ゆーき本さん
      自撮り!笑
      イッキューさんも自撮り画像だよね
      自撮り!笑
      イッキューさんも自撮り画像だよね
      2023/11/10
    • 1Q84O1さん
      日本最古の自撮りです(〃∇〃)
      日本最古の自撮りです(〃∇〃)
      2023/11/10
  • 惑星が熊本に落ちるという地球滅亡決定後の事件で、今までも幾つか同じようなパターンを見たことがある。やはり、世界は暴動や絶望からの自殺となるのだろうか?
    冒頭より父親の自殺と死体を庭に棄てるという衝撃的な展開。山に行けば、色々な木に首吊り自殺の死体がぶら下がる。そんな世紀末のような時に自動車学校に通って免許の取得に励むという主人公の若い女性。それを教える女性の教官。あり得るような無いような展開。次々起きる殺人事件。何故か犯人探しに向かう教官と生徒。この二人に殺人事件を起こして逃げた兄弟と中1の少女も、何故か一緒に犯人探しへ。
    複雑怪奇なドタバタ劇。何となく犯人が分かってしまう。最終的に地球滅亡は本当に起きるのだろうか?

  • 小さな思いやりと大きな勇気が世界終末までの未来を変える 世紀末冒険ミステリー #此の世の果ての殺人

    隕石が地球に迫りくる中で起こる、それぞれの人間ドラマ。

    世界終末にともなう特殊設定ミステリーは他にもありますが、SFチックではなく現実性が高いリアルな描写が素晴らしいです。しっかり調査、取材ができていて、マジであり得そうな世界観でした。

    さらに登場人物の魅力の引き出し方がお上手。

    とくに凄いのは出会いのシーン。主人公と先生、中盤で出会う男性二人組、終盤で出会う先生と仲間たちなど…すんごいうまいんですよ。場所、セリフ、人間性や価値観、プロットなどなど、めっちゃ読者に読ませてくる。世紀末で見知らぬ人と出会うんですから、結構緊張高ぶるキモなシーンだと思うので、ここをしっかり書けているところがGOODポイントですね。

    そしてミステリーとしてもいいですね。
    少しずつ操作が進み、新たな場面展開へ。最後は大迫力の犯人との対峙。
    ガチンコ本格ミステリーではありませんが、まさに大冒険ミステリーで読み応えバッチシです。

    本作、良くまとまってはいるのですが、文章量の割に人数やプロットが多いかなーとも思いました。もう少し間引くか、文章量を増やして各登場人物のプロットを膨らませる等すれば、物語にさらに厚みがでるかなと勝手な意見mm(乱歩賞で枚数規定がある為、難しいのは承知しておりますが)

    とにかくびっくりなのは作家先生は23歳。信じられないくらいの筆力で、本当にこれからが楽しみです。期待しちゃいますので、ぜひどんどん新作を書いてほしいですっ

    ■推しポイント
    あまり考えたくない世界終末モノのお話です。
    この世の終わりでなくとも、人間は生き物である以上、必ず死は訪れます。
    私は弱い人間ですから、死が差し迫ったら狼狽するだけになりそう…

    しかしどんな環境においても、自分の大切な人や価値観を見定め、自ら成長しようとする意識さえあれば、乗り越えられるのかもしれません。

    23歳の若い先生ではありますが、とっても重要なことを学ばせていただきました。良い作品ですね、ありがとうございました。

    • まことさん
      autumn522akiさん。こんばんは♪

      いつも、いいね!ありがとうございます。
      この作品、私も、先ほど読了して、レビューの下書きをしま...
      autumn522akiさん。こんばんは♪

      いつも、いいね!ありがとうございます。
      この作品、私も、先ほど読了して、レビューの下書きをしました。
      autumn522akiさんは、いつも、作品のいいところを引き出すレビューが絶妙にお上手だなあ、と思っていまして、すぐ、後にレビューを入れるのが恥ずかしいです。
      明日、レビュー、アップするつもりです。
      私はとにかく、作品を誉めるのが下手です。
      もし、読んでくださった時は、笑わないでください(*^^*)。
      2022/09/12
    • autumn522akiさん
      まことさん、こんばんわです~
      レビューお褒めいただきありがとうございます。
      ひそかにまことさんのレビューも楽しみにしてます^^

      で...
      まことさん、こんばんわです~
      レビューお褒めいただきありがとうございます。
      ひそかにまことさんのレビューも楽しみにしてます^^

      でもでもでも、まことさんの読書量のほうが凄いですよ!
      エンタメ、ミステリー、ビジネス書、話題作はもちろん抑えてるし、さすがに追いつけない><
      2022/09/13
  • 天体規模の異変によって近い将来における人類の滅亡が確定している"現在"という設定。
    絶望感漂う中でのストーリー展開に緊張しながら読み進めました。
    徐々にいくつもの衝撃的な真相が明かされ、ラストはページをめくる手が止まりませんでした。
    すごい話でした!

    • マメムさん
      初コメです。
      絶望感漂う中での運転免許教習は、ほのぼのとしていて好きです(笑)
      初コメです。
      絶望感漂う中での運転免許教習は、ほのぼのとしていて好きです(笑)
      2023/10/17
  • 2023年3月7日小惑星が衝突するため、あと数ヶ月で地球滅亡という設定。
    そんなこの世の果てで起きた殺人事件の真相を解き明かすストーリー。

    小惑星衝突近しのシチュエーションは、伊坂幸太郎さんの「終末のフール」や凪良ゆうさんの「滅びの前のシャングリラ」などがあり、その作品たちを既読だとあまり驚きはない展開…(失礼)

    しかし、滅亡までの生き方って想像もつかないけど、いつかは何らかの理由で起こるものね…
    その人だけの余命宣告と違ってみんな一緒だから、そこは愛に包まれてるといい、と思うけど。
    それとも人類は、それまでに別の星に逃げるとか時空を越えるとか、滅亡を避ける方法を見出すのだろうか?
    隕石を爆破するとか地球の公転を早めて隕石から逃げるでもいいけど。

    自分が生きているうちの滅亡はやだな。
    切なすぎる。

  • 隕石により地球が2か月後に滅亡するという状況の中行われる殺人。その殺人を推理していく中でいろんな人に出逢いこんな世の中でも優しい人はいるんだなと感じさせられました。主人公は最後滅亡の時も穏やかに過ごしていましたが自分ではそんな穏やかにはいられないだろうなと思いました。新しいタイプの小説でしたがおもしろかった。

    • マメムさん
      初コメです。
      運転免許証は顔写真付きで無事に発行されたのですかね?(笑)
      初コメです。
      運転免許証は顔写真付きで無事に発行されたのですかね?(笑)
      2023/01/05
    • 音あんさん
      いや発行なしでしょうね笑
      そういうところを想像するのはおもしろいですね
      いや発行なしでしょうね笑
      そういうところを想像するのはおもしろいですね
      2023/01/06
    • マメムさん
      音あんさん、お返事ありがとうございます。
      もし無事に最後の日を乗り切れたら、ゴールド免許になれたかも(笑)
      音あんさん、お返事ありがとうございます。
      もし無事に最後の日を乗り切れたら、ゴールド免許になれたかも(笑)
      2023/01/08
  • 史上最年少での江戸川乱歩賞受賞とのこと。
    『脳男』とか、『13階段』とかの頃は自分も乱歩賞を追っていたけど最近はめっきり。
    最近の受賞リストを見ると下村さん、呉さん、佐藤究さんの名前なんかがあったりして、一線級ミステリ作家への登竜門としての機能もそこそこ果たしている模様。
    なのだが、本作は自分には合わなかった。。。

    来る2023年3月7日に小惑星テロスが地球に衝突することが発表され、世界中の人々が生き延びるためにてんやわんや。
    衝突地点とされる日本の福岡はほぼ無人の地と化し、食料供給はおろか電気、水道、電話の社会インフラ、警察すら機能していない有様。
    そんな中で、自動車教習を進める主人公小春とイサガワ先生。
    誰もが絶望感に打ちひしがれ、小春の父は一昨日自殺したばかりで未だに居間におきざり、山道教習で山に出向けば枝からぶら下がる無数の首吊り遺体。

    ある日、高速教習をしようと選んだ教習車のトランクに、めった刺しのスーツ姿の女性死体が。
    イサガワ先生は素早く検め、女性の身元をホームズ張りに推測するかと思うと、この他殺体に対する調査を当たり前のように始める意気込み。
    何者かと思えば、元警察官だという。
    調べを進めていくうちに、連続殺人事件の様相すら表す他殺体が他にもあることがわかる。。。

    「もうすぐ滅亡するのに、何故?」っていうのと「もうすぐ滅亡するけど、それでも」っていうのがぐちゃぐちゃのように感じた。
    何でもあり状態になっている中での、何故それをするのかの理由がストーリー展開に都合の良いようにこじつけられているというか。
    一筋縄ではいかない、人間の矛盾する感情というのは分かるのだが、一度違和感を感じてしまうと、何もかもにも張りぼてめいた感じを抱いてしまう。
    フィクションなんて得てしてそんなものなのだが、それを気にせずその世界観に没入できるかどうかは相性。

    最後の最後、「やってみなきゃ分からない」という希望を生み出す考え方への光の当てか方は嫌いじゃなかったけど、全体的にはちょっと。。
    『ちぎれた鎖と光の切れ端』も手元に届いているのだが、これはどうしようかな。

  • 小惑星「テロス」が衝突するために、数か月後に人類が滅亡することが予測される…。人々は混乱し、社会的な秩序は崩壊、食料や生活必需品を求めて暴徒化する…結果、町は閑散と静まり返っていたが、中にはそんな町に留まることを選ぶものもいた…。ハルちゃんは、運転免許取得を目指して、元刑事の教官ミサガワ先生のから指導を受けられることになる…。ある日教習車のトランクから、他殺された女性の遺体を発見し、ふたりは独自に捜査をはじめる…。

    凪良ゆうさんの「滅びの前のシャングリラ」を読んだことを思い出しました。でも、エンディングに近づくにつれ驚きの展開に…!!いくら無法地帯になっているとはいえ、そこには人としての良心はないのか!と叫びたくなりましたね(^-^;)その反面、最期まで正直に自分らしく生きようとする人もいる…。色々考えさせられました。読みだしたら止まらない、さすが江戸川乱歩賞受賞作です!!

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著者プロフィール

1998年福岡県生まれ。九州大学文学部卒。2022年第68回江戸川乱歩賞を本作で受賞しデビュー。

「2022年 『此の世の果ての殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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