森に暮らし、鳥になった人。

著者 :
  • 東京ニュース通信社
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065292440

作品紹介・あらすじ

今年、4月に85歳で没した俳優・柳生博。1970年代、まだ八ヶ岳エリアが開発途上のころから東京との2拠点生活を始めた、田舎暮らしのパイオニア的存在。自ら森を切り拓き、地域の拠点となるギャラリー&レストラン「八ヶ岳倶楽部」を創設。日本野鳥の会会長を長年にわたり務めるなど、自然に寄り添った生活の実践者としても知られる。小社刊「八ヶ岳デイズ」でもコラム「柳生博の気楽に始める八ヶ岳二拠点生活」を連載(全11回・未完)するなど、晩年も旺盛な創作活動を続けていた。本書ではその連載コラムを含め、過去に出版した著作「八ヶ岳倶楽部 森に暮らす、森に学ぶ」「八ヶ岳倶楽部2 それからの森」「柳生博 鳥と語る」を再録し、故人の自然と共生した人生を辿っていく。

【本書に収録された著作、連載コラム】
●「倶楽部倶楽部 森に暮らす、森に学ぶ」(1994年4月20日発売/講談社)
   1970年代に八ヶ岳に移住した柳生博が、自ら雑木林を造成し、ギャラリー&レストラン「倶楽部倶楽部」を開設するま
   でを描く。

●「倶楽部倶楽部2それからの森」(2009年8月6日発売/講談社)
八ヶ岳倶楽部開設20年を記念して発刊。時代の流れとともに高まるエコロジーの意識。自然との共生を、先駆者とし 
   て実践してきた柳生博と森の物語。

●「柳生博 鳥と語る」(2005年9月1日発売/ぺんぎん書房)
  「日本野鳥の会」会長時代に書き下ろしたエッセー。愛すべき鳥たちを通して、八ヶ岳での自然と共生した日々を綴
  る。

●「柳生博の気ままに始める八ヶ岳二拠点居住」
  ライフスタイルマガジン「八ヶ岳デイズ」(東京ニュース通信社)のvol.12(2017年3月発行)から連載を開始したコラム。
  八ヶ岳倶楽部を拠点に東京との二拠点生活を続けた柳生博が、肩ひじはらずに気ままに始める二拠点生活の極意を
  読者に紹介していく。2022年3月発行のvol.22で未完のまま連載は終了した。

感想・レビュー・書評

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  • 環境問題&ラントスケープデザインを実践しているということ。
    環境、生態系、森を作るということは一長一短でできることではないと改めて気づかされる。

    図書館の返却日が来てしまって一旦返す。
    次の予約が入っているのだ...

    P268まで読む。
    もう一度予約を入れて続きを読むこと。

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著者プロフィール

1937年1月7日、茨城県生まれ。2004年に日本野鳥の会会長に就任。八ヶ岳でギャラリー&レストラン「八ヶ岳倶楽部」を経営。敷地内には多様な広葉樹が茂り、広大な雑木林を形成している。俳優としてテレビドラマ『飛び出せ!青春』『われら青春!』『やすらぎの刻~道』、映画『ミンボーの女』『静かな生活』など出演多数。そのほか『100万円クイズハンター』での司会や、『生き物地球紀行』のナレーションでもマルチに活躍した。2022年4月16日に老衰で死亡。享年85。



「2022年 『森に暮らし、鳥になった人。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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