ル・コルビュジエ (講談社学術文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065293324

作品紹介・あらすじ

20世紀、もっとも有名な前衛建築家。
「あなたが何か新しいことを考えたとしても、コルプ(=コルビュジエ)はもうそれをやってしまっているよ」(アリソン・スミッソン)とまで言われた、ル・コルビュジエ(1887-1965)。
アカデミアとは反目しあい、華やかな栄光と同時に数々の挫折も味わった毀誉褒貶のひとは、歴史の転換期、社会にいったいどんな影響を与えたのか。
建築家デビューの頃、師との出会いと決裂、地中海の発見や、学界を相手に繰り広げた大論争まで――。
数々の作品も例に挙げ、巨匠の生涯を「思想家」としての視点から大胆に考察する!

目 次
序 章 ル・コルビュジエとは誰か?
第一章 見出されたもの
第二章 「開かれた目」と「ものを見ない目」
第三章 「建築を擁護する」
第四章 「彎曲の法則」
第五章 「直角の詩」
第六章 「開かれた手」
年譜
あとがき
学術文庫版あとがき

本書の原本は、1983年9月、岩波書店より20世紀思想家文庫として刊行されたました。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

建築家、建築評論家、芝浦工業大学名誉教授。
1948年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学大学院工学系研究科博士課程中退。磯崎新アトリエ勤務後、1985年UPM (Urban Project Machine)設立。2003年芝浦工業大学教授。著書に『逃走するバベル』(1982年、朝日出版社)、『ル・コルビュジエ』(1983年、岩波書店、2022年講談社学術文庫)、『希望の空間』(1988年、住まいの図書館出版局)、『ロシア・アヴァンギャルド建築』(1993年、INAX出版、2015年増訂版[LIXIL出版])、『思想としての日本近代建築』(2005年、岩波書店)、『メタボリズム・ネクサス』(2011年、オーム社)、『建築的思想の遍歴 八束はじめインタビュー』(2021年、鹿島出版会)ほか多数。

「2023年 『汎計画学 ソヴィエト・ロシア篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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