1日4分 世界標準の科学的トレーニング 今日から始める「タバタトレーニング」 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065293812

作品紹介・あらすじ

ジムに通ってコツコツ運動しても、ストイックに追い込んだトレーニングをしても、なかなか思うような効果が出ないと感じる人も多いなか、「高強度、短時間、間欠的」のシンプルなタバタトレーニングが世界じゅうで人気です。欧米のアスリートや俳優やモデルなども、タバタトレーニングを取り入れて効果を実感しているコメントが寄せられています。
もともとは、アスリートのチームで経験的に組まれたプログラムが基本になったものですが、著者はさまざまなデータを取り、実験や研究を重ね、科学的に裏づけを取り、プログラムを確立しました。
アスリートから高齢者まで、それぞれに合った「高強度、短時間、間欠的」な運動であれば、体力をつけ、パフォーマンスを出すことができる理由を徹底解説。10代から高齢者まで年齢別に、また「趣味のスポーツのパフォーマンスを上げたい」「体力をつけたい」「筋肉を増やしたい」「健康維持」など目的別のトレーニングを紹介します。

第1章 世界中で取り入れられている! タバタトレーニングとは
タバタトレーニングはこうして誕生した/なぜ世界で通用するのか/たった4分の運動でなぜ効果が出るのか/20秒の運動と10秒の休息を8セットというシンプルさが継続のカギ/なぜ高強度なのに誰でもできるのか/アスリートが結果を出したトレーニング例/年齢別、男女別トレーニング例 ほか
第2章 トレーニングの科学
身体活動を数値化する/有酸素性運動とはなにか/最大酸素摂取量という指標/最大酸素借という指標/有酸素性運動と無酸素性運動のバランス/骨格筋の科学――筋量と筋力とはなにか/運動における疲労の科学
ほか

感想・レビュー・書評

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  • 10秒の休息を挟みながら20秒の高強度・短時間運動を繰り返す「高強度・短時間・間欠的トレーニング」
    実践できるトレーニングプログラム例とトレーニング方法が図入りで丁寧に紹介されている。
    ウォームアップとクールダウンもあるのが嬉しい。
    ただ、トレーニングの背景とか科学的な章については正直、難しくて目が避けてしまった。

    疲労困憊すること。1日3セットもできるトレーニングはタバタトレーニングではない。

  • 科学的に運動と健康に興味を持つ。

    未来の研究者達を増やす。

  • タバタトレーニングが有効な理由を科学的に説明している。化学、生物学の説明部分は飛ばし読みしたが、まずは実践してみようと思う。

  • 姫路大学附属図書館の蔵書を確認する→https://library.koutoku.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00003614

  • 理論の部分は難しくてよくわからなかったけど効果があることは分かるのでモチベーションに繋がった

    とりあえず週三回やろう

  • タバタをやると最大酸素摂取量と最大酸素借を最終的に観測できて、どちらも追い込める。有酸素運動の強度は%vo2maxで表せる。vo2maxは一分間にどれくらいの量の酸素を消費して有酸素運動できるか。消費酸素量=W(仕事量)であり、kcalでもある。変える要素としては肺、心臓、ミトコンドリアなどがあるが心臓とミトコンドリアが大きい。スポーツ心臓は心臓が大きく、血をたくさん動かせる

  • 次はスパルタンレースに出たいと思う。ペナルティーの「バービージャンプ」を調べたら、「タバタ式トレーニング」が引っかかり、良く知るためにはと本を読んで見る。

    私の選択ミスなのだが、「タバタ式トレーニング」をどのようにするかを知りたいだけなら、WEBの記事で十分。本書ではトレーニングの効果、科学的裏付けが長々と書かれていて、私の要望とはマッチしなかった。

  • 20秒運動+10秒休息
    を繰り返すのがタバタトレーニング。

    有酸素性エネルギー供給能力、無酸素性エネルギー供給能力のどちらも最大に強化できる

    最大酸素摂取量を高めると持久力などの体力が向上する他、糖を代謝する能力が高まり、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを抑えられる


    具体的なウォーミングアップのメニューから、タバタトレーニングのメニュー、ラップアップのメニューまで書かれており、すごく参考になる。科学的な解説も多く書かれていたが、難しすぎてすっ飛ばして読んだため、本の後半はあっという間に読み終わった。

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著者プロフィール

立命館大学スポーツ健康科学部 特任教員(教授)
1980年東京大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科体育学専攻修士課程、同博士課程、鹿屋体育大学体育学部教授、国立健康・栄養研究所健康増進研究部長などを経て、2010年より立命館大学へ。同大学スポーツ健康科学部教授、初代学部長、研究科長を歴任。著書に『Tabata Training-The Science and History of HIIT』(Academic Press社(Elsevier社))『究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング』(扶桑社)など多数。



「2022年 『1日4分 世界標準の科学的トレーニング 今日から始める「タバタトレーニング」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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