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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065296035
作品紹介・あらすじ
理性と感情、男と女、東洋と西洋、二人の父、偶然と必然……幾多の対立に引き裂かれ、安定を許されなかった生のただなかで、日本哲学の巨星は何を探究しつづけたのか。生い立ちから、主著『「いき」の構造』『偶然性の問題』、最晩年の『文芸論』まで、その思索の全過程を、第一回中村元賞受賞の著者が明解かつ艶やかな筆致で辿る。九鬼哲学への決定版・入門書。
[目次]
はじめに
第一章 出会いと別れ
第二章 「いき」の現象学
第三章 永遠を求めて
第四章 偶然性の哲学
第五章 偶然から自然へ
第六章 形而上学としての詩学
あとがき
学術文庫版へのあとがき*
(*「学術文庫版へのあとがき」として、九鬼を通した東日本大震災やウクライナ侵攻、恋愛・婚姻の変遷などの時事問題への応答、および九鬼哲学の最新の研究動向を追記。)
感想・レビュー・書評
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