すらすら読める歎異抄 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 71
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065302484

作品紹介・あらすじ

「悪人のままに生きなさい」

一度は読んでみたい『歎異抄』。
大きな活字と総ルビつき原文と、ていねいな対訳、著者による解説もたっぷり。
読みやすさ、わかりやすさNo.1の「すらすら読める」シリーズを文庫化。

わたしたちは憤るべきです。
『歎異抄』は、親鸞聖人の没後に、その教えが歪められ、曲解され、親鸞聖人の教えとは異なったものになっている現状を歎いてつくられた書物です。では、「歎く」というのは、どのような行為でしょうか。辞書によりますと、”歎く”は「深く悲しむ」とありました。ところが、ある辞書には、「悲しくいきどおる」という意味が出ていました。それを見て、わたしは気づきました。われわれは悲しむだけでは駄目なんだ。『歎異抄』を読むことは、憤ることなんだ、と。ーーひろさちや

感想・レビュー・書評

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  • 『南無阿弥陀仏』の親鸞的な意味がわかって
    法事の前に読めばよかったなと思った。

  •  

  • 一度は読んでおきたい歎異抄の世界を明快にわかりやすく解き明かしていく。原文対訳。

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』(春秋社)、『釈 とイエス』(新潮社)
『自分が変わる』(世界文化社)、『宗教激突』(ビジネス社)など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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