るなしい(3) (KCデラックス)

著者 : 意志強ナツ子

• 講談社 (2023年2月13日発売)

作品紹介・あらすじ

火神の子に恋は許されない。
淡い恋心に勝てなかったるなに、火神からの罰が下る。

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火神の子として生きる高校生、るな。
かつて火神の子であり、鍼灸院を経営する祖母、「おばば」と一緒に暮らしている。
鍼灸院では火神の子であるるなの血が入ったモグサを使い、「自己実現」を売っている。いわゆる信者ビジネスである。
るなは「宗教の人」としてクラスでいじめられるが、唯一の理解者であるスバルとは良い友人関係を築いている。

ある日、るながいじめられているところをクラスの人気者、ケンショーが助けてくれる。
その出来事をきっかけにふたりは距離を縮め、るなはケンショーに恋をしてしまう。

だが、神の子であるるなに恋は許されない。

るなは、ケンショーを「ビジネス」に取り込むことを決意する。
思わせぶりな態度をとってきたケンショーへの復讐である。

将来ビジネスで身を立てたいと望むケンショーはおばばとるなが主宰する「火神の医学」に入り、火神からビジネスの才能を買った。

ケンショーを「客」として見ようと努めてきたるなだったが、初めての淡い恋心には勝てなかった。
恋をしたことで、火神からの罰を受けたるな。そしてある日突然学校をやめた。
果たしてるなの行方は。そしてスバルとケンショーのその後の人生は。
物語は、10年後からまた始まる。
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何も考えず、とにかく読んでみてください。
読めば必ず、気付かぬうちにるなの魅力に取り込まれていることでしょう。

感想・レビュー・書評

[darkavengersさんの感想 · 2023年3月9日]

高校を卒業から10年後の るな達が描かれる第3巻。

さらにスキルアップした るなのビジネス(宗教)手腕、るなに心酔する信者達、そして るなとその家族。
異常、異様としか言えない登場人物と世界観。
しかし、作品内ではそれが普通なのだ。
もう、読んでいて怖さしかない。
読むのを止める事も出来るのに、止める事が出来ない。
いや、止めてたまるか!
本作品にハマった以上、るな、ケンショー、スバル達の行く末をきっちりと見るんだ!

早く続きを読みたいが、なんと!今月からしばらくの間連載は休止!
トホホのホー(泣)

[松子さん · 2023/03/09]

だーさん、こんばんは。
すっ、すごい、
なんだかディープな作品ですね。
読んでみたいような、怖いような…( ˘ω˘ )

[darkavengersさん · 2023/03/09]

ゼンさん こんばんは。

宗教ビジネスの才能に長けた「神の子」るなの物語なのですが、ディープですよ～。
機会があれば読んでみてください。

話は変わりますが、来月に月村了衛の新刊「香港警察東京分室」が出ますね。
ちょっと気になってます。
そして月村了衛は現在、二本の連載を執筆中。
機龍警察 新作はまだまだ先のようですね(泣)

連載というとバカボンの事......って、それは「天才」なのだ!
レレレのレ～

[松子さん · 2023/03/09]

よっよんでみたい〜。GEOで借りられるかな？
探してみよっ。

月村了衛さんの新刊‼︎‼︎
なっ、なんと‼︎
楽しみすぎますー心踊る情報ありがとうございます！サイン会もやって欲しいなぁ(≧∀≦)

機龍警察はぁぁぁ…、のんびり待ちます(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

れれれの天才。ふふ。
だーさんは、おやじぎゃくの天才。

著者プロフィール

1985年山形県生まれ。2014年『女神』でデビュー。著書に『アマゾネス・キス』『黒真珠そだち』『魔術師A』がある。トーチwebにて「マオニ」を連載中。

「2023年 『るなしい（3）』 で使われていた紹介文から引用しています。」