天狗の台所(2) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 133
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065305614

作品紹介・あらすじ

天狗の末裔として、14歳の一年間、隠遁生活をおくるNY育ちの少年・オン。
クールに見えて実は食いしん坊の兄・基との距離も少しずつ縮まる中、季節は冬へと移り変わる。
古い日本家屋で底冷えしても、兄お手製の焼き芋ポタージュでぬくもって、天狗としての儀式もこなして大忙し!

さらに初めての年越しに日本中の天狗が集結、基の過去も明らかに…?

心もお腹もポカポカになる、天狗の兄弟の美味しい生活・冬編です。

感想・レビュー・書評

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  • ゆっくりと、しかし確実に時間が進んでいく感覚。各天狗の家の当代や飯綱家の先代、基と隠遁生活を送った若者たちなど、初登場キャラが多い。特に珠緒は「オンの未来の可能性のひとつ」のようで、オンの今後はどうなるんだろうと思わせる。
    今巻は描き下ろし漫画があり、オンの名前の由来が明らかになる。

    1巻の帯コメントをもらった土井善晴の本を参考にしているのが微笑ましかった。

    テレビドラマ化が発表されたが、ドラマでは基が主人公とのこと。えっ、主人公はオンだと思ってた……。キャストの順が基・有意・オンだし、若手イケメン俳優を使ってドラマを作りたいのかな。グルメものは安定だし。

  • 話の流れ方も好きだし、料理や背景の書き方が好きで時々見入ってしまう。
    122ページ(11話最後のページ)の一コマ目、特に目がとてもきれいでしばらく見惚れた。アップの顔ってなかなか見ない気がする?んだけど、とても素敵だった。

  • 兄弟と犬の2人と一匹の関係が絶妙。
    食い物が美味そう。
    天狗の存在を初めとしてフィクション要素におけるリアリティラインの設定が巧い。
    ときて、さらに美少女キャラまで登場とかもう最強ではないでしょうか、このマンガ。

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著者プロフィール

たなかあい/三重県生まれ。 漫画家。 『千年万年りんごの子』で第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。 そのほかの作品に、 短編集『地上はポケットの中の庭』、 長編『LIMBO THE KING』『その娘、 武蔵』(すべて講談社)などがある。

「2021年 『怪奇漢方桃印 なかなかやばいの 違反解除湯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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