- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065309940
作品紹介・あらすじ
統計や数字に強くなる!
現代人必修の「データを使いこなす力」を、GoogleやSmartNewsなどで教えるエキスパートが分かりやすく解説。
真実を見抜き、正確に伝えるための「データ思考」入門。
感想・レビュー・書評
-
この方面に、ある程度通じている人であれば読む必要はなさそうだが・・。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東洋経済で新型コロナに関するデータを出していた方の本ということで、読んでみた。
データをグラフィカルに示す上で意識したいことを、基礎から(初歩的な)実践まで網羅しており、まさにデータを表現しようと思ったときに入門として読める内容と感じた。
表現する上でコンセプトを持つこと、補助線を引く(注釈等を入れる)ことというのが、個人的にとても印象に残った。 -
面白い本だった。行政から出てくるデータは素っ気ないデータだが、加工することによって、より深い意味が現れる。これからは必要な技術だと思う。
-
タイトル通り、正に入門として、まずは呼んでおくべき本だと思います。
ただ、入門と銘打つ通り、解析方法やビジュアライズテクニックについては割愛されているので、まずはデータを活用して何らかの意思決定に利用するというケースにおいて最初に読んでおいて、この上にテクニック本を活用する流れがよいかと思います。 -
データを受け取る側ではなく発信する側からみた本。誠実にデータを伝えるために、データを伝わるものにするために考えるべきポイントがまとめられている。子どもたちも、読む際の注意点を学ぶだけでなく、実際に発信してみることでより理解が深まると思うので、貴重な気づきを得た。
「はじめに」では、「思考法」「生き抜く」「武器」などの一般書によくみられる刺激的な単語が見られたので警戒したが、本文は落ち着いた筆致で淡々と解説されており読みやすい。 -
データの読み方を会得するために読んだが、これは作り手手の視点であることが肩透かしだったが、データの軸の見方・適切な軸の選び方、ときにはあえてデータを明確に見せない選択をすることなど、いくつか面白い点があった。
-
コロナコロナで大騒ぎしていた2020年以降、日本国内のコロナ感染状況を表した東洋経済オンライン上のサイトが密かに注目を集めていたことをご存じだろうか。サイトを見たことは無くても、サイト内のグラフはSNSなどでかなりシェアされていたので、何かしら目にしている人が多いのではないかと思う。
本書の著者はこのサイトを作った人物で、ここで述べられているテクニカルな内容はあのサイトに全て凝縮されているといっても過言ではない。5類移行に伴い現在は更新停止状態だが、このテーマに興味を持ったのであれば一度見ておいて損はないと思う。
本書の中身に関していうと、読後の印象としては非常に分かりやすいというのが何よりの美点で、理数系が苦手な人でもとっかかりやすいのではないかと。数字を伴うデータに限らず、どうすれば伝えたい情報が他人に伝わるのか、という観点で読んでも面白い。社会人になればプレゼン資料なんかを作ることもあると思うけど、そんな時に本書があればきっと役に立つだろう。 -
【請求記号:350 オ】