ダーウィン事変(5) (アフタヌーンKC)

  • 講談社
4.22
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本棚登録 : 362
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065310267

作品紹介・あらすじ

半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーは10年間の隔離生活を経て、高校に入学する。
チャーリーを育てたヒトの両親は平和な学園生活を願っていたが、「動物開放」を掲げるテロ集団・ALAに目を付けられてしまう。
チャーリーと仲良くなった同級生のルーシーは、チャーリーを学園生活になじませようと奮闘する。
しかし、ALAはチャーリーを仲間に引き入れようと画策し、周囲の人間からチャーリーを孤立させるため、学園を揺るがす「最凶の事件」を起こす。FBIや周辺住民などから一層注目を集めてしまうチャーリー。
そして、「最悪の事態」が起きてしまう。
四面楚歌のチャーリーだったが、救いの手が差し伸べられ、ようやく平穏な生活に戻れる――と思っていた最中、チャーリーの生みの親であるメスのチンパンジー・エヴァが危篤に。エヴァは、最後の力を振り絞りメッセージを遺す。
その言葉が、世界を一変させる。

「マンガ大賞2022」大賞、「このマンガがすごい!」2022(宝島社)オトコ編第10位、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など、数々の評価を得た話題作!
作品集『パンティストッキングのような空の下』でも「このマンガがすごい!」2017オトコ編第4位にランクインし、話題になった漫画家・うめざわしゅんによる連載作品第5巻!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーは10年間の隔離生活を経て、高校に入学する。チャーリーを育てたヒトの両親は平和な学園生活を願っていたが、「動物開放」を掲げるテロ集団・ALAに目を付けられてしまう。チャーリーと仲良くなった同級生のルーシーは、チャーリーを学園生活になじませようと奮闘する。しかし、ALAはチャーリーを仲間に引き入れようと画策し、周囲の人間からチャーリーを孤立させるため、学園を揺るがす「最凶の事件」を起こす。FBIや周辺住民などから一層注目を集めてしまうチャーリー。そして、「最悪の事態」が起きてしまう。四面楚歌のチャーリーだったが、救いの手が差し伸べられ、ようやく平穏な生活に戻れる――と思っていた最中、チャーリーの生みの親であるメスのチンパンジー・エヴァが危篤に。エヴァは、最後の力を振り絞りメッセージを遺す。その言葉が、世界を一変させる。
    「マンガ大賞2022」大賞、「このマンガがすごい!」2022(宝島社)オトコ編第10位、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など、数々の評価を得た話題作!作品集『パンティストッキングのような空の下』でも「このマンガがすごい!」2017オトコ編第4位にランクインし、話題になった漫画家・うめざわしゅんによる連載作品第5巻!

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    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 巻が進むごとに複雑で、解決し難い展開になってくる。早くハッピーエンドにしてあげてと思ってしまうけど、それじゃ物語として面白くないんだろうな。
    読者(自分)が容易に想像できない物語はやっぱり面白いということなのだろう。

    それにしてもルーシーは何故にあんなにもチャーリーに固執するのか。自身が体外受精児だからというのもあるだろうけど、危険を省みずそこまで味方するのはいささか疑問が残る。自分が古い考え方の人間だから理解しづらいだけかな。

  • ハンナとバートを殺したのは、チャーリーの弟オメラスだった。二人は母エヴァの墓前で会い、戦闘に。オメラスのパワーは強く、チャーリーは重症を負うが驚異の回復力を見せる。病院でチャーリーとルーシーは結ばれる。
    かつてグロスマン博士の助手を務めていたサラ・ユァンはオメラスの行動を心配し博士の居所を探し始める。一方、オメラスはALAを使って本格的なテロを計画する。

  • 1巻から5巻まで一気に読んだ。
    有り得る設定だなと思ったけど、チャーリーのフラットな考え方やハッとするセリフに、気がつくとグイグイと引き込まれた。
    続きが楽しみ。

  • チャーリーの兄弟がいた!
    体が不完全で?脳や体に機械を入れているとか
    なんかまた悲しいことになる予感が。
    動物たちの代弁者、間違っていないけど動物たちは決して
    暴力は望んでないと思う。
    読んでるといつもドキドキ緊張してしまう。

  • 初版 帯

  • 感情の輪郭を浮き彫りにする他者という鏡。
    『男はみな理解不能』には笑えた。

  • 本格的に姿を現したもう1人のヒューマンジーであり、チャーリーの兄弟・オメラス。エヴァとグロスマン博士の子でありながら、代理母によって生まれてきた失敗作の彼は、グロスマン博士とチャーリーを、そして人間たちを恨んでいると見れる。そして黒幕だと思っていたファイヤアーベントは優秀な勧誘者で、ALAを拡大させ次なる作戦へ出る模様。

    その裏で、唯一のヒューマンジー共同研究者であるユァン博士はグロスマンを追い、そんな彼女をルーシーたちが追い始める。ルーシーとチャーリーはゴムを渡されるほど進展し、なんだか不思議な気分…。とてもまだ5巻とは思えない壮大な展開です。おもしろい。

  • もし、実写するならばアバター並みにお金かけて欲しい。アバター以上に名作になると思う。
    孤独を知るには、愛を知る必要があることを学んだ巻でした。

  • 人間とチンパンジーのハイブリッドであるチャーリーに兄弟が居ることが判明。物語的にはそろそろ佳境だろうか。ただあまり先鋭的なキャラが出てくると、物語が単純な勧善懲悪に回収されてしまいそうでちょっと不安かも。

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著者プロフィール

漫画家。作品集『パンティストッキングのような空の下』が「このマンガがすごい!」2017(宝島社)のオトコ編第4位にランクインし、話題になる。
本作『ダーウィン事変』にて「マンガ大賞2022」大賞受賞、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞、「このマンガがすごい!」2022(宝島社)のオトコ編第10位ランクイン、第1回「CREA夜ふかしマンガ大賞」6位ランクインなど、数々の賞を獲得した。
他の著作に『ユートピアズ』『一匹と九十九匹と』『ピンキーは二度ベルを鳴らす』『えれほん』など。

「2023年 『ダーウィン事変(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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