演芸場で会いましょう 本日の高座 その弐

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065313114

作品紹介・あらすじ

【担当編集者より】
本書は2018年5月に小社より刊行された『本日の高座』の続編というべきものです。前著の宣伝文句には「円熟の至芸に酔うのもよし、脂の乗りきった芸を堪能するもまたよし。見巧者、聞き巧者で先物買いもよし。どの場合でも、本書は必携!」と記しました。こんどもその言葉をそのまま申しあげたいところですが、あれからあまりに大きな変化がありました……。コロナが蔓延してもう4年、ウィルスは落語界、寄席をも直撃しました。惜しくも亡くなった師匠もいらっしゃいます。だが、芸人さんたちはヤワではありません。あらゆる手を使って最高の精神の妙薬「笑い」を観客に届けるべく連日奮闘しています。そのなかでの名人たちの枯淡の境地、中堅のますますの芸の進境、若手の著しい台頭がみられます。そしてなにより、女性落語家たちの実力が評価されていることを忘れてはなりません。この世界をずっと見てきた橘蓮二さんの、鋭くもあたたかいレンズとペンをとおして、このすばらしき大変化を読者と共有し、よろこびたいのです。お代は税込みで2090円、損はさせません。これからは本書を持ってホールに寄席に行こうではありませんか。

感想・レビュー・書評

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  • 写真と噺家。落語は良い!

    三遊亭歌武蔵師匠、柳家喬太郎師匠、柳亭小痴楽師匠、立川吉笑、春風亭与いち、どれもが好きだなぁ!

    その一瞬の煌めき、表情、どれをとっても橘蓮二氏のファインダーから伝わってきて大変見応えがあった!

    橘蓮二氏、ありがとう!

  • 落語の本ではあるが、写真集と言った方が適切だろう。筆者が撮影した写真がほぼ全てのページを埋めつくしており、その中に特定の落語家に対して筆者の分析が短く書かれている。落語家にインタビューをしているというわけでなく、特に目新しい情報はなかった。

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著者プロフィール

橘 蓮二 (たちばな・れんじ)
1961年埼玉県生まれ。1995年より演芸写真家として活動。立川談志、柳家小三治など数多くの落語家、芸人を撮影し、演芸写真家の第一人者として活躍。2015年より落語会の演出・プロデュースも手がけるほか、連載コラムなどをもつ。著書に『本日の高座』(講談社)、『カメラを持った前座さん』(ちくま文庫)、『夢になるといけねぇ』(河出書房新社)、『喬太郎のいる場所』(CCCメディアハウス)、『落語の凄さ』(PHP研究所)など多数。また、ムック&別冊『Pen+ 蓮二のレンズ』(CCCメディアハウス)がある。

「2023年 『演芸場で会いましょう 本日の高座 その弐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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