花野井くんと恋の病(13) (KC デザート)

著者 :
  • 講談社
4.11
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065319369

作品紹介・あらすじ

初めてのすれ違いを乗り越えて、恋人としての仲がさらに深まった花野井くんとほたる。
年越しデート中の深夜、ほたるは「今日は帰りたくない」と言ってしまう。
驚く花野井くんだけど、原因はどうやらお姉ちゃんとのケンカにあるようで……新年から波乱の予感!?

恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ラブストーリー、13巻!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    初めてのすれ違いを乗り越えて、恋人としての仲がさらに深まった花野井くんとほたる。年越しデート中の深夜、ほたるは「今日は帰りたくない」と言ってしまう。驚く花野井くんだけど、原因はどうやらお姉ちゃんとのケンカにあるようで……新年から波乱の予感!?恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ラブストーリー、13巻!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 6/13読了
    本編はマガポケで読んでいて、53話のラストにびっくり!
    発売されてコミックスのページをめくったら53話のタイトルが変わっていてまたびっくり!

    53話のインパクトが強い13巻ですが、例によって1話ずつ感想を書いていきます…
    けど、53話のラストについて色々書きたいので、他はボリューム抑えめにしたいです。

    その前に…アニメ化おめでとうございます!
    デザート掲載作品の実写映画化が続いていたので、6月に重大発表があると聞いてから、花野井くんのストーリーは映画2時間じゃ伝わらないでしょ~?やるならアニメか、実写でも連ドラでじっくり描いてくれるなら、まぁ…と思っていたので、アニメ化で良かったです!
    アニメがヒットして、どういうお話か周知されてから他の展開ならアリかもね。…というか、アニメはどこまでできるのかな。

    今期『スキップとローファー』を見てるけど、スキローのアニメはおそらく全12話、4巻掲載分(23話)まで?
    好評のようなので2期ありそう?

    花野井くんは1~3巻が序章で、4巻からほんとのスタートって感じだものね。
    始まる前から期待しすぎかもしれないけど、せっかくやってくれるなら11巻掲載分までやってほしい…!(45話分かあ…どうだろ?)
    それか、バスケ回(24話)まではやってほしいなぁ~。
    どんな感じになるか、ドキドキワクワクです!


    <50話 初めての家出>

    12巻ラスト、ほたるちゃんの「帰りたくない」発言にびっくりしましたが、お姉ちゃんがいなくなるって急に知らされたから、という理由だったのね〜。
    12巻読んでの予想では、家族絡みでなんかあった?とは思いましたが、お姉ちゃんがいなくなるってさみしいのか…正直その発想はなかったです(私にも姉がいますが、姉が結婚して家出るとき、おー、がんばれよーくらいしか思わなかったので…笑。まぁ車で片道30-40分程度の距離でちょいちょい帰ってきてたしなぁ)。
    ほたるちゃんにとってお姉ちゃんは親代わりというか保護者に近い?頼れる存在だし、一緒に買い物行ったり、仲良いもんね。

    ほたるちゃんの様子がおかしいと気づいて「おいで」してくれて、おばあちゃんにお泊り交渉してくれる花野井くん、ナイスだよ!
    (イレギュラーに弱いほたるちゃんへの対応、バッチリですね!)

    ほたるちゃんも、「家族と離れる気持ち」を身をもって知って、花野井くんは小さい頃から何度もこんな気持ちを経験してたのか、と思ったのかな。
    家族と離れる…ということで、8巻29話を思い出したので読み返してみましたが、あの時ほたるちゃんは“勝手な想像で落ち込んで”と思っていて、
    花野井くんは「僕はもう大丈夫だよ」「ほたるちゃんがいるもん」と言っていました。
    50話でほたるちゃんが花野井くんをハグしたのは、想像だけじゃなくて自分も似たような思いを経験して、改めて「私がいるよ!」と思ったのか、
    花野井くんがほたるちゃんに言ったのと同じように、「花野井くんがいるから大丈夫」と思ったのか、両方ひっくるめて「一緒だよ!」でもいいかもなー。
    いずれにせよ、自分が辛いときに人のことを思いやれるほたるちゃんはホントいい子だなー。
    そして、花野井くんへの思いが一層深まったんだろうな。
    この台詞のない一連の流れ、とても良かったです。
    (余計なこと言わず肩を抱き寄せてくれて、優しい顔で「?」とほたるちゃんを見つめる花野井くん、イケメンすぎる〜!!)

    おばあちゃん家でのスマホでのやりとりで、花野井くんが送った「大好きだから言うのに勇気がいること」も、色々考えさせられます。
    そもそも、1年前の初詣(2巻5話)では「家族に友達に… ほたるちゃんを独り占めするのは大変だなぁ」と言っていた花野井くんが、
    「ほたるちゃんてお姉さんのことが大好きだよね」と言ったり、お姉さんもほたるちゃんのことが大好きなんだよ、って伝えられるようになったって、すごい成長だよね!

    花野井くん、八尾くんとの言い争いのあと、黒江さんとお姉さん(かがりさん)のバイト先でごはん食べて、かがりさんがほたるちゃんのこと心配してたの知ってるし(11巻42話)、
    前回(12巻49話)かがりさんと話して、なんとなく察する部分があったのかもしれないですね。

    花野井くんの言葉を読んで、ほたるちゃんも勇気づけられたみたい?(花野井くん、ほたるちゃんを全肯定する姿勢はブレないところもいいな)
    花野井くんが思う「大好きだから言うのに勇気がいること」って…、まず思い浮かぶのはやっぱり11巻45話の「花野井くんがずっと私に言えなくて怖がってた」ことかなあ。
    あのデカい出来事を客観視してこうして別の出来事の糧にできるまでになったんだなあ。
    ほたるちゃんはそんな花野井くんを隣でずっと見てきたから、説得力のある言葉ですね。

    ほたるちゃん自身はそういう経験あったかな…と読み返してみたら、10巻38話の、花野井くんに昔会ったことがあると告げられて、
    いつ会ってたのか正解を知りたいけど、聞いちゃったら聞く前には戻れないからちょっと怖い、
    今の関係が変わってほしくない(以上、要約&補足&抜粋)が近いかなあと思いました。
    (3巻9話の“好きっていう事が こんなに勇気がいることだったなんて”は、ちょっと前段階すぎるかなあと思うんだけど…どうだろ)

    こたつでのじゃれ合いからのはたと気づくシーン、ほたるちゃんが7巻28話の時のようなかわいい顔しててうわわ!?と思いましたが、
    今回はそういうアレじゃなかったですねー。平和平和。
    とほっこりしてたら、寝起き(?)で目を開いていく花野井くんがセクシーだし、ほたるちゃんの気持ちが一歩前進したようで、やっぱりうわー!な終わり方でした!

    50話の扉絵は花野井くんがほたるちゃんに触れていて、13巻の表紙は本編を踏まえてほたるちゃんから花野井くんに触れていて、どっちも素敵ですね!


    <51話 初めてのお雑煮>

    ほたるちゃんの手を取り口づけする花野井くん、これって(50話で圭吾君に言われてた)3巻12話の「君の全部を僕のものにしたい」と一緒じゃーーん!!
    …と思ったら、花野井くん、寝ぼけていたらしい(笑)。
    「ねぼけてた…」のテレ顔、かっわいいいいい
    でも、なんで指噛むかな?(笑) 8巻のおまけ漫画でもほたるちゃんのこと噛んでたけど、甘噛み?甘えんぼさんってこと?(よくわかりません!)
    おじいさんおばあさん&叔父さん一家の吉岡家(お母さんの実家ってことかな)で、花野井くんはちょっと居心地悪そう。&いとこ(みなとくん・5歳)への態度、気になりますね…。
    「おいしい…!」で場を和ませるほたるちゃん、さすがです。

    ほたるちゃんを家に送りながら、将来の夢を語る花野井くん。
    ほたるちゃんと一緒に住んで、ほたるちゃんのことを家で待っていたいのか…。
    (過去のデザート+単行本の全プレで「いつかこんな日がくるかもイラスト」というのがありましたね)
    未来の想像図だから単に時間の経過を表しているのかもしれないけど、花野井くん、絶対ロングヘアのほたるちゃん好きだよねw
    いやー、でも、不在がちな両親を見て育った反動なのか、自分はどこにも行きたくないんだねぇ…。
    お姉ちゃんが就職して家を出る、という身近で起きた出来事をふまえて、自分もいつか家を出ることを考えるほたるちゃん。
    お姉ちゃんとのトラブルは、単にほたるちゃんに「帰りたくない」というドキッとする台詞を言わせるだけじゃなく、ほたるちゃんが将来のこと…の手前の、恋人としての次の段階を考えるきっかけになる、というのがまた上手いですねぇ。

    花野井くんとほたるちゃんはお互いの気持ちを確認し合って、お互いのペースを尊重して一緒に歩んでいけるから安心しますね。
    話をした場所が歩道橋なのは、階段…段階を踏む?階段を上り終えてるから、ある程度は段階を踏み終えた?、花野井くんのおうち(吉岡家なので厳密には違うけど)からほたるちゃんのおうち(日生家)へ話が移る、ということを表しているのかなあ、と思いました。

    ほたるちゃんとかがりさんは大丈夫(仲直りできる)だろうけど、花野井くんとほたるちゃんのお父さんは大丈夫かな~?


    <52話 初めてのお姉ちゃん>

    かがりお姉さんメイン回…なんだけど、黒江さんがかっこよすぎる~!
    50話でも思い出した11巻42話で、黒江さんが「かがりさん」呼びしてたのは、こういういきさつがあったのね。
    かがりさんの内定辞退話をお酒の失敗談にしちゃうのはちょっと不満だなー。
    黒江さんも言ってくれてたけど、かがりさん悪くないじゃん。学生を酔わせようとする社会人が悪いんじゃん。
    まーでも、結果的に武術の心得ある人が技かけちゃったのはよくないってこと?かな?
    それに、かがりさんからしてみたら、「自分はもっとうまくやれるはず」が、自分が思ったよりポンコツ(???)だったから、「失敗した」と思っちゃったのかな。
    (ポンコツというのは経験値の低さ故だとかがりさんは分析していてそれは間違いじゃないけど、でもでも、やっぱりかがりさんは悪くないと思うな!)
    ただ、この話の冒頭で、かがりさんは妹たちが気になって家を出るのは心配だと思っていたのが、この事件を経て&妹たちの成長を見て、妹たちに自分は完璧なんかじゃない、外に出てみようと言えるようになったのは、良かったかな、と思います。

    けど、関西に行っちゃったら、黒江さんとはどうなっちゃうの~?(どうにかなってほしい派・笑)

    お正月の花野井くんとほたるパパの話。
    「深夜に高校生が出歩く」のは、お正月だからちょっとだけ許された行為であって、長時間帰ってこなかったのは超絶アウトなのはわかる。
    わかるけど、なるべく安全な方法をとってほたるちゃんの気持ちを尊重したいという花野井くんも、よく言ったな、カッコイイなと思うので、どっちがいいか悪いか、難しい問題ですね。
    でも、高校生ぐらいの年頃って、大人から見たらちょっとしたことでも、本人的には大問題で、少しの間でいいから家とは違う場所で落ち着きたいときってあると思う。そんなとき、花野井くんみたいに周囲の大人(おばあちゃん)を頼って安全な場所を用意してあげるって、かなりベストな対応で、なかなかできることじゃないと思うけどな。(それができなくて悪い仲間とつるんで…みたいなのありそうだもん)
    まあ『花野井くん~』はそういう作品ではないので、お父さんと花野井くんが一度じっくり話すことになるのかー。
    正直51話の歩道橋で日生家に行くといっても&この52話で、花野井くんとほたるパパが話すといっても、もうそんなに話題はないのでは?と思っていたんだけど…


    <53話 はじめてのたこ焼き>

    前半はネカフェデート。
    ちょっとくっついて満足テレ気味ほたるちゃんと、くっつくってこうじゃない?みたいに無言でほたるちゃんに寄りかかる花野井くん、すごくいいです…!(ほんとキレイな顔してるなー)
    ほたるちゃんが花野井くんに膝枕してもらうのも新鮮でかわいいし、くっつく・寄っかかるときはこれくらい当たり前でしょ、みたいだった花野井くんが照れてるのもいい!

    後半、花野井くんが日生家のお昼にお呼ばれ…メニューはたこ焼き!
    おいしいものを食べていい顔する日生ファミリーを見て笑う花野井くん、お誕生日の4/6に森野先生がインスタのストーリーに上げてたカットだ!

    花野井くんとほたるパパ、花野井くんが両親をどう思ってるかの話から、ほたるパパの父親=ほたるちゃんのおじいさんの話になって…
    ほたるパパは山岡士郎か?
    そういえば、たこ焼きリベンジを誓いかけた花野井くんも山岡さんっぽかった(笑)。
    「一週間後に本物のたこ焼きを食べさせてあげますよ」的な(笑)とか思ってたんだけど…

    ほたるちゃんのおじいさん?
    一昨年前に亡くなった?
    ええええええ?????

    いやあ、衝撃のラストでしたね…。
    今まで見てきた物語の見え方がまた変わるぞ!?という思いがしたというか、
    おじいさんが亡くなってるというのがまずショックで受け入れ難くて、
    ほたるちゃん?見守っててねって、何言ってるの?君は誰の孫なの??って思っちゃった!


    少し落ち着いてから考えましたが、
    花野井くんからしたらすごくショックで、複雑どころの騒ぎじゃないよね。。。

    子ども(ほたるパパ)曰く家より外にいる方が多い、孫(ほたるちゃん)もほぼ写真でしか知らないのに、
    自分(花野井くん)は度々会って話聞いてもらったりしてたって、
    構図的には花野井両親と外国の子と近いのでは、と思っちゃう…。
    花野井くん、ほたるパパと話した時、妙なフラグ立ててたけど、自分を責めたりしないでほしいな。
    圭吾くんと会うのにきょーちゃんに気を遣うような性格だから心配だよ…。
    花野井くんの危ういところ、応援したくなるんだけど、ほたるちゃんの幸せを望むなら、ほたるちゃんの幸せは花野井くんと一緒に笑い合うことだからね?身を引くようなこと考えちゃダメだよ~!?

    しかし、ある程度覚悟してたかもしれないけど、珍しく連絡があったのがやっぱり最期だったんだ、って…。
    もう会えないって、悲しすぎる…。
    おじいさんの命日と自分の誕生日は近いんだろうなとか、自分の誕生日のためにほたるちゃんは法事を抜けたんだとか、色々考えちゃうかもだけど、
    あまり考えすぎないでほしい~!

    花野井くん、ハイスペックと引き換えに(!?)、背負わされてるものが多すぎるけど、
    とにかくほたるちゃんと幸せになってほしいな…。


    以下はほたるちゃんのおじいさんについて、
    疑問に思ったことや気になることを書いていきます。

    ・名字の謎
    ほたるママが掃除の際、花野井くんがほたるちゃんに貸した本を見つけてたけど、著者名は「星濱」さんで、名前も「金」偏が見えていました。
    (ほたるちゃん、夏休みに借りて冬休みになっても返してなかったんかーい・笑。
    そろそろ返そうと思って机に用意してたのかな?)
    おじいさんは「日生」じゃないのかな?日生姓はほたるママの名字なのかも?
    (父親を嫌ってたほたるパパが結婚を期に名字を変えた?)
    もしくは、「星濱」はペンネームなのかな?(表札どうしてたのかな?花野井くん、時々遊びに行ってたなら気づくのでは…と思ったけど、届を出せばペンネームでも郵便物は届くらしいですね)
    ほたるちゃんを呼びにほたるパパが2階=ほたるちゃんの部屋に行ったから、本のことに気づくよね。
    次号でほたるパパから新たな話が聞けるかな?
    (登場人物の行動が自然ですごい…!)


    ・ほたるちゃんのヘアピン
    1巻1話に出てくる星のヘアピンについて、
    知り合って間もない花野井くんにほたるちゃんは「家族から貰ったもの」と説明していました。
    家族って誰?と気になってたんだけど、4巻16話でほたるママと法事の話をしているとき、
    ほたるちゃんが星のヘアピンを見てるんですよね。
    星のヘアピンはおじいさん=星濱さんからのプレゼント?
    だとしたら、1話で花野井くんとほたるちゃん、お互いがおじいさんからのプレゼントを探してあげたということ…?


    ・おじいさんの法事
    4巻16話にほたるちゃんのおじいちゃんの法事があって、
    ほたるちゃんが「そんな時期…」って言ってるのは、亡くなった時期を覚えてる=最近のことだった=一周忌?=父方のおじいさんの法事で確定、ということかな。
    お母さんの「ほたるはおじいちゃんとあまり面識なかった」という発言も実はずっとひっかかってて、
    1巻3話でほたるちゃんが初めて花野井くんのお部屋に行ったとき、たくさんの本を見て「おじいちゃんち思い出しちゃうな」と思ってるんですが、
    1巻を読んだときは、ほたるちゃんはおじいちゃん子なのかな、おじいちゃんの家によく遊びに行ってたのかな、と思ってたのに、
    4巻で「あまり面識なかった」だから、どういうこと??と理解できなかったのですが、
    ほたるちゃんがおじいちゃんの家に行ったというのは、もしかして、遺品整理のお手伝いで、だったんですかね…?(花野井くん宛に手紙とか残ってないかなあ…)

    それと、「面識がなかった」のは、姉妹の中でほたるちゃんだけなのかどうかも気になります。

    ほたるちゃんが法事を途中で帰りたそうにしてたとき、かがりお姉ちゃんが「おじいちゃんも(中略)そっちのがいいんじゃない」と言ったのは、
    かがりさんお得意のテキト―アドバイスなのか(笑)、かがりさんはおじいちゃんの人となりなんかをそれなりに知ってたのか、どっちなんだろう。

    しかし、ほたるちゃんが会食に出なかったことで、ほたるちゃんはおじいちゃんがどういう人だったか知る機会を逸した、となるのは面白いですね。
    会食に出て、おじいちゃんのことを色々聞いていたら、5巻20話で花野井くんに「友達」の話を聞いたとき、あれ…?と思ったかもしれないもんね。


    ・公園でのほたるちゃんとおじいさん
    6巻21話でおじいさんとほたるちゃんは話をしてるのに、ほたるちゃんはおじいさんが誰なのか知らないの?
    というのが一番の謎ですね。
    おじいさんがほたるちゃんのこと知らない…という可能性は低いかな。
    ほたるパパがおじいさんのこと嫌ってても、おばあさんのことは大事に思ってたみたいだから、
    おじいさんがおばあさんに連絡とれば孫のことは教えてもらえたでしょう。
    おばあさんがいつ亡くなったのかにもよるけど…。
    (4巻13話で花野井くんが回想している「嫁に出会って人生変わったもんさ」は、どういうことだってばよ!?
    12巻47話の花野井くんの回想で、ずっといなかったとき新潟に行っていたのいうのは、ひょっとしたらおばあさんのお墓参りとか、おばあさんとの思い出の地に行っていたとかかなあ?と予想…)

    ほたるママはおじいさんのこと面白くて好きだったんなら、おじいさんとほたるママが直接連絡をとっていた可能性も?
    個人的には配偶者と親の関係がややこしい場合はノータッチを貫くか配偶者の味方をしてあげてほしいなーと思うけど、
    ほたるママがおばあさんからおじいさんのこと頼まれてたなら、許容範囲、かなあ?

    おじいさんがほたるちゃんのこと公園で見てたのも、姉妹の中でなんでほたるちゃんだけ?と思うけど、
    現在:かがりさん(大学4年 22歳 ※6巻のオマケ4コマより)、
    ほたるちゃん(高校2年 17歳)、ともりちゃん(中学1年 13歳?)で、
    それぞれ4〜5年離れてて
    ほたるちゃんが小6の時、妹は小2、スケートはすでに始めてて忙しそう?(※8巻カバー下漫画より)
    姉は高2?部活やバイトで忙しそう?、で、見かけることができたのはほたるちゃんだけ、だったのかなあ。

    なんで名乗らなかったのかはわからないですね~。
    ほたるパパに何か言われた?とか確定してないうちから考えちゃうと、
    ほたるパパの印象が悪くなっちゃうから、まだ考えないようにしたいです。
    いつも帽子とサングラスだったから、おじいさんのちょっとした遊び心だった可能性は?どうだろう。
    でも、変装してても、かがりさんとともりちゃんは勘が鋭そうで気がつくか警戒しそう。ほたるちゃんは警戒心薄いし、人のこと覚えるのが苦手、というのも関係あるのかなあ?

    ・花野井くんがほたるちゃんと同じ高校に行くことになった理由
    花野井くんがほたるちゃんと同じ柚木崎高校に行くことにしたのは「いいトコだって紹介されたから」(8巻28話)だそうですが、
    紹介してくれたのはおじいさんなのかな。
    しかし、だとしたら、進学が決まってからならともかく、志望校の段階で知ってるっているのは、やっぱりおじいさんと日生家はある程度連絡とってたんでしょうね。
    うーん、なんで名乗らず公園にいたのか、やっぱり謎だわ~。
    (13巻読むまでは、たぶんほたるちゃんときょーちゃんは志望校決めるのに柚木高の文化祭を見に行って、そのときたまたま見かけたか、きょーちゃんとの会話が聞こえてきたとかかなあ?と思ってました)


    ちなみに、53話のタイトルは、
    マガポケ掲載時は「はじめてのご挨拶」というタイトルで、誰へのご挨拶なのか、意味深でいいじゃん、と思ってたので変更になってびっくりしました。
    まあ私も祝い事でたこやき器ねだったことがあるので、たこ焼きも好きですけど…。ホットサンドメーカーも持ってます!パンだけじゃなく肉や野菜焼いてもおいしいのでいいですよ~!(ほたるちゃんとは中間子とかこうやって共通点があって嬉しいな。ミニトマトも昔育ててたなー)
    花野井くんはほたるちゃんのことならなんでも知りたいのね〜。ほたるちゃんのお父さんから、自分の知らないほたるちゃん情報が聞けたときの嬉しそうな様子!そして、「想像つきます」という惚気(笑)。
    オマケ漫画では久々に初期の若干ヤバい花野井くんを思い出しました(笑)。

    <まとめ>
    とにかく、謎のおじいさんが謎のおじいさんだった理由が知りたいですね。
    それにしても…。花野井くんの回想が始まる(おじいさんが初めて登場する)のが4巻で、おじいさんの法事も4巻って、登場した巻のラストで実は既にいない人だったんだ…って、4巻は花野井くんとほたるちゃんの繋がりが徐々に明らかになる巻だなとは思ってたけど、それだけじゃなかった…というか、もっと深い繋がりがあったんだ…って、構想がすごすぎません!!??
    (ついでに…4巻13話のデートの時と、53話のほたるちゃん、同じセーター着てる?)

    おじいさんの話にほとんどもっていかれちゃったけど、花野井くんとほたるちゃん、2人の未来について、花野井くんが子どものこと苦手そうだなーというのがちょっと気になるかなあ。(こういうところも山岡さんっぽい?)
    それと、花野井くんのお母さんがまだちゃんと出てきてないんですよね。
    吉岡家のこと少しわかってきたけど(おじいちゃん怖そう、叔父さん調子良さそう、叔母さん、みなとくん生まれたばかりかその前から?厳しそうな義両親のいる家で、甥っ子(花野井くん)とも同居ってすごいよ!夫にゲンコツできるあたり、おとなしい嫁って訳でもなさそうだし、なかなか大物だと思います!)、花野井くんのお母さんも今後出てくるのかな?
    53話の森野先生のコメント「最後の大きい山の入り口に立ったような気持ち」だそうですが、この山を越えたら終わっちゃうのかなー。。。
    花野井くんとほたるちゃんが一緒に幸せに暮らす未来が見たいなー。
    …というか、その手前の、高校3年生になってのお話は?
    今度こそ同じクラスになったりしませんかね?
    修学旅行はまだですよね?
    進路はどうするんだろう?とかもまだまだ見たいです!

  • 甘えたって方言なんだね

  • ケンカを乗り越えて、年越しを一緒に過ごすところから。

    姉が就職して家から出ることを知らされなかったショックで家に帰りたくない、という気持ちがよく分からなかったので今巻はあまりハマらず。

    最後はほたるの祖父が花野井の友達だったってことですよね?
    出来過ぎ感はあるけど、同時にもう亡くなってるってことも知って花野井は衝撃でしょうね。。
    どうやって打ち明けるのか。
    また続きが気になります。

  • 2023/06/14 読了。

    アニメ化決まったけど…嬉しいけど、複雑!
    ほんわかした絵柄が難しい気がするのと、
    ボイスドラマ化の時も(中の人はそれぞれ好きだけども!)
    ちょっとイメージ違って聞いてないもん…。
    逆に避けるかも…。

    本編はお姉ちゃん!ほたるちゃんの家族の話に
    花野井君の我慢と理性・・・‼笑

    そしておじいちゃん、そうくるかー。
    だから公園にいたのかなぁ。

  • ほたる,お姉ちゃんからの自立回。
    花野井くんのおばあちゃんち(叔父さん一家も住んでる)にお泊まりして、なんとなーく花野井くんの事が少し分かる。
    そして、ほたるのお家にも花野井くんがご挨拶に。
    二人の仲は遅々として進まないけど,環境は変わっていく感じ。

    アニメ化するらしいけど、まだ完結してないし、どこまでやるのかな?

  • お姉ちゃんとの関係も良くなってよかった。
    完璧じゃないお姉ちゃんじゃないとって思ってしまう気持ちもわかる。けど、それをちゃんと妹たちに伝えられるお姉ちゃんだから、かっこいいな。
    花野井くんとほたるちゃんのお父さん、どうなるかと思ったけど、ほたるちゃんを大事に思ってるとこが一緒だから、わかりあえるよね。花野井くんのことも心配してくれてるし。
    そして、ほたるちゃんのおじいちゃんが!!!
    早く続きが読みたい。
    今巻も涙なしでは、読めなかった。
    アニメ化も楽しみ~。

  • ぎゃあ!好きすぎるわ花野井くんとほたこちゃん

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著者プロフィール

森野萌(もりの めぐみ)
月刊『デザート』(講談社)に『マイ・フェア・ネイバー』が初掲載。同誌で2014年に始まった初の本格連載『おはよう、いばら姫』が『このマンガがすごい!2016』オンナ編にランクインするなど注目を集めている。現在月刊『デザート』で連載中の『花野井くんと恋の病』が、第45回講談社漫画賞少女漫画部門受賞。

「2022年 『花野井くんと恋の病(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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