こころをそのまま感じられたら

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 146
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065319550

作品紹介・あらすじ

つらい心がなんとなく楽になって、
少しでもほぐれますように。

人の話を聞くのは簡単ではないけれど、
安心して話せる場所になりますように。

そんなことを考えながらの日々を、注目の精神科医が綴ったエッセイ集。

【目次】
1章 居心地のいい場所

・鉄道趣味 
・くじけないということ 
・居心地のいい場所
・ナースのAさん 
・加齢ということ 
・「嫌です」 
・正月の当直 

2章 曖昧なものを体感する

・曖昧なものを体感する 
・ラッキーさん 
・杜氏と菌とオペラ 
・自分にむいていること 
・『ゴールドベルク変奏曲』
・自分ごとのように考える
・対等であること 
・バンドと酒づくり
・何者かになりたい

3章 静かな分岐点

・カンニングをしたこと
・静かな分岐点
・対話にまつわる諦めや希望
・はなれている ~はなれているから考えたこと
・瞑想とバナナとオレンジ
・安全・安心があってこそ
・こころをそのまま感じられたら ~「おわりに」にかえて

感想・レビュー・書評

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  • 精神科医があなたの心にささやくユーモアたっぷりのエッセイを堪能して下さい。共感するお話もあり楽しんで読んで癒されて下さい。

  • 柔らかな文章でとても読みやすく、さすが対話を大事にされている先生だなと感じた。
    こんな風に、医師としてだけでなく、まず人として向き合ってくれる先生がいたら、とても心強く、安心して相談できる。
    中でも興味深かったのは、「人が生きるためには、誰かに頼れる安全で安心な場をまずは確保する必要があります。」という言葉。
    私は精神科医でもなければ、心理学を学んだこともないけれど、例えば家族や友人、職場の同僚などに対して、自分が対等に向き合って、話を否定することなく聞いてみようとするだけで、その人にとっての安心安全な場を作ることができるのではないかと思った。以前、カウンセリングを受けた時に、自分の話をこんなにしても大丈夫なんだと、それだけで気持ちが楽になったことがあり、その感覚を思い出した。

  • 【目次】
    1章 居心地のいい場所

    ・鉄道趣味 
    ・くじけないということ 
    ・居心地のいい場所
    ・ナースのAさん 
    ・加齢ということ 
    ・「嫌です」 
    ・正月の当直 

    2章 曖昧なものを体感する

    ・曖昧なものを体感する 
    ・ラッキーさん 
    ・杜氏と菌とオペラ 
    ・自分にむいていること 
    ・『ゴールドベルク変奏曲』
    ・自分ごとのように考える
    ・対等であること 
    ・バンドと酒づくり
    ・何者かになりたい

    3章 静かな分岐点

    ・カンニングをしたこと
    ・静かな分岐点
    ・対話にまつわる諦めや希望
    ・はなれている ~はなれているから考えたこと
    ・瞑想とバナナとオレンジ
    ・安全・安心があってこそ
    ・こころをそのまま感じられたら ~「おわりに」にかえて

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著者プロフィール

1978年生まれ。精神科医 など。病院に勤務する傍ら、執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま。著書に、いとうせいこう氏との共著 『ラブという薬』『自由というサプリ』(以上、リトル・モア)がある。

「2021年 『ないようである、かもしれない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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