図解・気象学入門 改訂版 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図 (ブルーバックス)
- 講談社 (2023年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065326336
作品紹介・あらすじ
数十トンもある雲が落ちてこないのはなぜ? 雨粒はどのようにできる? 高原は太陽に近いのになぜ涼しいの? ジェット気流って何? 高気圧や低気圧はなぜできるの? 台風はどうやって発達する?気象にまつわる素朴な疑問から、気象と天気の複雑なしくみまで、その原理を詳しく丁寧に解説。「しくみがわかる」を重視した入門書です。気象用語の多くを網羅し、気象予報士を目指すスタートにも最適です。たとえば、下記のような「原理(しくみ)」を解説しています。・「湿った空気」は重くない・「赤外線のジャグリング」で気温が決まる・「気圧のセオリー」でわかる低気圧と高気圧・「ジェット気流が低気圧・前線を発達させる本書は、2011年3月に出版され、23刷まで増刷された『図解・気象学入門』の改訂版です。この12年の間、それまではほとんど聞くことのなかった「線状降水帯」といった気象用語が天気予報で盛んに使われるようになりました。「今までと違う」と感じられる異常気象が毎年のように現れ、気象を理解することへの関心はますます高まっているのではないでしょうか。改訂版は、そのような変化に対応できるよう、わかりやすいと好評であった内容はそのままに、新しい気象用語を加えました。さらにわかりやすくするための修正や補充を行った最新完全版となっています。1章 雲のしくみ2章 雨と雪のしくみ3章 気温のしくみ4章 風のしくみ5章 低気圧・高気圧と前線のしくみ6章 台風のしくみ7章 天気予報のしくみ
感想・レビュー・書評
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毎日の生活に関わる天気。
天気予報も身近ではあるけれど、じゃあ、その天気ってどういう原理で決まってくるの?と言われると意外と知らないことばっかりだと思う。
この本では、気象学の入門として、雲、雨と雪、気温、風、低気圧・高気圧と前線、台風、天気予報のそれぞれのしくみについて章を分けて解説がなされている。
読んでいてなるほどと思いながら読んでもいたけれど、図入りでわかりやすくはあるけれど、けっこう難しくて、一読では正直理解しきれないところもけっこうあったと思う。
それでも、より天気が身近に感じられるようになった1冊だった。 -
専門的な科学を分かりやすく伝えてくれるブルーバックスシリーズらしく、順に読んでいくと理解できるが、それでも、うーんとうなってしまう箇所もたくさん。
日頃から天気予報やその解説を聞くのは好きだが、気象学として改めて学んでみるとその複雑さに驚いた。
空気や水蒸気の働きとともに緯度、地球の自転、地形、海洋の影響。複雑系と書かれている通りだ。
気象予報士の資格は、メデイアでお見かけする気象キャスターや仕事で活かされてる方以外に、向学心や好奇心が高じてという方もおられるという。合格率は5%程度との記載が本書にあったが、本書が入門書だとすると、畏敬の念を持った。 -
請求記号 451/F 93/2235
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/566413