国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係 (講談社+α新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065348246

感想・レビュー・書評

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  • 物価高に災害と、とことん国民が試されている最中に、本当に必要な食糧そのものが危機的状況だとすれば、いったいこれから、どう生き抜いていけばいいのだろう。官民一体となって取り組むべき課題である。

  •  平時でも、日本の食料自給率は低いのに、戦時になったらどうなるか、恐怖さえ覚える示唆を与えてくれる良書である。
     黒柳徹子さんが、インタビューで、もし戦争が起こったら、と聞かれて「まず、食べ物が無くなります。」と答えられていたのを思い出した。

  • p25 森永卓郎のマイクロ農業のすすめ

    p90 水田は毎日メンテナンスする必要がない
    米って非常に作りやすい作物なんですよ。サラリーマンが副業で作ることだって可能。野菜は毎日畑に以下ないとだめなんです。副業には向いていない。こんなに素晴らしい作物があるのに、米を食わないなんて考えられない

    米だけは連作障害がおきないんですよ。

    p169 衆参両院の定数は選挙区の人口に基づいて配分されるが、これを食料の供給力で計算しなおうとどうなるか

  • 財務真理教の森永さんとの共著。
    目次より抜粋
    富裕層は庶民の一万倍も環境を汚染している / もともと増税反対の岸田首相が寝返った理由 / アメリカの「日本搾取」に加担する財務省 / 遺伝子組み換え作物を一番食べているのは日本人 / 本当は恐ろしい「コオロギ食」など

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著者プロフィール

1958年三重県生まれ。1982年東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学教
授を経て、2006年より東京大学教授。1998~2010年(夏季)米国コーネル大
学客員教授。2006~2014年学術会議連携会員。一般財団法人「食料安全保障
推進財団」理事長。『食の戦争』(文藝春秋 2013年)、『亡国の漁業権開放~協
同組合と資源・地域・国境の崩壊』(筑波書房 2017年)、『農業消滅』(平凡社
新書 2021年)、『協同組合と農業経済~共生システムの経済理論』(東京大学
出版会 2022年 食農資源経済学会賞受賞)、『世界で最初に飢えるのは日本』
(講談社 2022年)、『マンガでわかる 日本の食の危機』(方丈社 2023年)他、

「2023年 『もうひとつの「食料危機」を回避する選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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