じょうぶな子どもをつくる基本食

著者 :
  • 主婦の友社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072292280

感想・レビュー・書評

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  • あれがいい、これがいいと騒がれ廃れる健康ブームだが、結局日本人には日本人らしい「ご飯、味噌汁、漬け物」を基本とした粗食が一番いい…と言う事が納得できる。子供には特に凝りすぎず気を遣いすぎる事なく、シンプルな食事がベスト。過ぎたるは及ばざるがごとし。

  • 保育園の食育に通じる、私の子供たちの食事バイブル。

  • 風土に合った伝統食を食べることが健康につながる。日本人は元々あまり肉を食べない民族である。文明開化で日本人本来の健康的な暮らしが貧しいと否定されて来た。肉や乳製品は、穀物が多く収穫できない地域の風土食。日本は元々山海の幸が豊かな国である。
    戦後の栄養教育は、昔の知恵を崩壊させ、誤った食生活の常識を植え付けている。(だめな具体例はやや極端だが…)食生活の変化が、食べ慣れない食材や油、砂糖だけでなくポストハーベスト、添加物、合成洗剤への暴露も増やした。花粉やアトピーなどアレルギーの増加

    子供は自分に必要な食べ物(=高カロリーな食品)を好み、その時々の適量を食べる生き物だが、果糖や砂糖、油は摂りすぎる傾向があるので注意。きちんと噛んで食べるでんぷん質が最適。「野菜はいいからごはんは食べなさい」

    楽しんで食べることが大切。怒ったり緊張したりしていると、唾液の分泌が落ちて食欲にもかかわる。笑っているほうが健康にも良い。食卓ではむやみに叱らないこと。
    中学生くらいまでは、お十時を食べるくらいの食欲が普通。

    特定の栄養素だけを重視して、特定の食品に偏重するのはよくない。体にいいものも、摂りすぎると毒になる。

    カルシウムは、ビタミンDの元になる日光浴が欠けると、多く摂っても意味がない(ちなみに形成されないのはカルシウムではなく骨。科学的な記述は少しいい加減なところがあります;)つるつる飲めて、異種タンパクも含む牛乳や粉ミルクよりも、咀嚼力を鍛える母乳がよく、幼児期まであげても問題ない。


    43ページまで

  • ご飯よりおかずを食べなさいと常々言っていたが、ご飯の方が大切なようです。
    カタカナフードがいっぱいある中頑張ってひらがなフードを子ども達に食べさせましょう。

  • 一日30品目をバランスよく!と云われ続け信じていたのが覆された。牛乳神話が崩れつつあるのは他の書籍でも読んでいたが、なぜ和食がよいのかというのかという理由がわかり易く実践しやすく書かれているので子供の食事で頭を悩ませていたのが少し楽になった一冊。

  • 「粗食のすすめ」の著者の本です。
    子どもの食事も、シンプルな日本伝統の食事が一番!
    子どもには何を食べさせたらいいのかわからない、これからママになる方、必見です。
    もちろん自分自身の食事も大切に!

  • 結局粗食がいいんだ!って教えてもらえる。いろいろな食品を取ることが良いことじゃないってことなのね〜。

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著者プロフィール

ベストセラーとなった『粗食のすすめ』、全国の変わった給食を集めた『へんな給食』の著者。東京農業大学栄養学科卒業。管理栄養士。山梨県の長寿村を知って以来、伝統食と民間食養法の研究を行う。日本列島を歩いての縦断や横断、また四国横断、能登半島一周などを重ねた末に、“FOODは風土”を提唱。

「2012年 『乳がん患者の8割は朝、パンを食べている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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