口遊み 第二章

著者 :
  • 主婦の友社
3.96
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本棚登録 : 213
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072805602

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズすき

  • おおまかな感想は第一章と同じ。
    ただもっと、男性側の気持ちの変化を描いて欲しかったかな?
    切ない話で苦しくはなるけれど、「白線三つ」はちょっと押しすぎのような気がする。
    すべて読み終えた後、もう一度初めから読むと、気持ちが膨らむことだろう。

  • サイト内とは違う結末に衝撃を受けた。しかし後味が悪くない終わり方に納得した自分がいた。
    ラストまで一気に作品の世界に引き込まれる感じがよかった。
    この作品を読み、改めて椿作品は綺麗だと感じた。

  • 実は、ネットで本になる前のものを読んでいたので…最後の展開に涙しました(泣)

    運命は信じて無いけど、ずっと続く縁に胸がつまりました…
    でも、全体の話しは凄く凝ってて好きです‼
    「かごめかごめのうた」が出てきましたが個人的に思いで深い歌なので気に入ってます

  • どっちかなーと思いながら読んでいましたが
    菫でしたか。。。あーあ。。。

    そうでしたか。そうきましたか。

    ふたりの時間がもっともっと続くよう私も祈りながら読みましたが。

    空気感がブレないので、物語に没頭できて
    椿作品は好きですね。

    椿作品はどちらかというと、男(S)×女(М)な感じが多い傾向?
    好きですけどね。
    どのお話も女の子がスレてなくていいです。
    お互いに一途に想ってるしね。

    そろそろ新しい作品が出る頃かな。。。楽しみです。

  • とても引き込まれてしまう
    素敵な本でした。

    美しい
    というのが一番しっくりきますね

    表紙も素敵で すごく
    お話のイメージにあっていて
    儚く、綺麗で…

    スラスラと読めるし
    とても面白かったです。

  • こういうことだったのか、と納得。第一章はわかりにくかった。

    呉さんと菫、お互いを想っているからこその願いだけれど
    つらくて切ない。

    今の呉さんと菫につながる前世の話がよかった。

    でもなんだかすっきりしない。なんだろう。
    あとこれって第二章で完結なら一冊分は安くても
    結局ハードカバー一冊分出さないと結末がわからない。
    うまいね……

  • 表紙が欲しくて買ったのだけれども、予想外に良かった。
    携帯小説は恋空くらいしか読んだことがなかったから一種の偏見で見ていた気がするけども(…)、縦書きだし文章がしっかりしていて読みやすかった。携帯小説っぽさは「」の使い方とたまーにあるエクスクラメーションマークの重複くらいかなあ。ドSとか言わないで加虐趣味、スカーレットじゃなくて猩猩緋、とかそういう、日本語を丁寧に使っているのがとても良かった。

    やさしい、切ない、という形容がここまでしっくりくる作品は久しぶりに読んだ…。

  • この本はおもしろいとかそういうのじゃなくて
    おもしろいんだけど
    きれい、のほうがしっくりくるような
    そんな本です。

    それから
    かなしい、より
    切ない、のほうがしっくりくるなぁ

  • 第一章がじれったくかったのですが、2章に入った途端グイグイの展開で。最後のほうはせつなくなりました。呉さん、すごくいい男でしたね☆

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著者プロフィール

著書に『金魚倶楽部』や『美堂橋さんの優雅な日々。シリーズ』(メディアワークス文庫)などがある。

「2017年 『涙の先で君に会いたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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