ぷりっつさんち 2

  • 主婦の友社 (2013年3月27日発売)
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本棚登録 : 196
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072882771

感想・レビュー・書評

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  • 息子が、朝学(学校で1時間目が始まる前の時間のことを指すらしい)で時間が余ったとき(?)に読む本をもっていかねばならないらしいのだが、

    我が家には本がない。 どーん

    買うてあげてって話かな・・・

    なので、図書館へ行って借りよう、と、いうことになりました。
    私が普段使っている分室は貸出日が決まっているので、本館へ行ってきました。
    本館のほうがもちろん蔵書も多いので、選びやすいかなあと・・・。

    (しかし普段から本を読まないタイプにとって、蔵書が多いほうが「選びにくい」のかもしれんが・・・)

    で、息子が本を選んでいる間にふと見たらあったので思わず借りてしまった本。
    (だから2巻から読むことに)

    そうか、お掃除エッセイや旅エッセイも(蔵書に)あったんやから、子育てエッセイもあるものなのか・・・。
    (とりあえず、他の巻もリクエストしておいた)

    作者のエッセイまんがは大好きです。
    うち3も(アニメまで)見ました。私の影響で子どもたちも(うち3アニメを)見ていたのだけど、笑うツボが(子どもたちとは)全然違うのに驚くよ・・・(あたりまえ?)。


    わが子も小学生になったので、うち3よりもこちらのほうが大変面白い。
    前から読んでみたいなーと思っていたので、図書館で借りられてラッキーでした。(*´ω`)

    しかし、ここの家族は、お父さんがすごいよなー、と、いつも思う・・・。
    これだけ子どもたちが自由に振る舞えるのは、お父さんがおおらかやからやでー・・・。
    おおらかというか、子ども中心に考えてはるからできるんちゃうかとか・・・。

    いやいや、これだっていいところばっかり抜いてるから実際はどうかわからんけども(笑。うわー、ブラックなこというねー)子育てで何が大変かって、そりゃもちろんこちらの都合を聞いてくれない子どもたちにどう対処していくかという、乳幼児なら乳幼児なりに、思春期は思春期なりの距離感と人間関係という永遠の問題やとは思うけども、いうても相手は子ども。

    こちらの都合を(子どもに)聞かせる前に、子どもの都合をこちらが(ある程度)聞いてあげてからのほうがうまくいく

    よねえ・・・。
    そりゃあ、「後回し」に、されるのは大人だってイヤなんやから、子どもだってもっとイヤやろ。

    せやから、時間の許す限り子ども優先にしてからこちらの都合を提示したら、大概
    「しゃあないな」
    と、子どももうまく丸め込まれてくれるよね。
    なんかすごい表現やけれどもね(笑)!

    それが、どうしても子ども優先にできひんこともある!
    最たるものは、社会性!!
    社会的なことが絡むと、我が家の都合ばかり優先できひんくなる。

    たとえば乳幼児のころなら、スーパーに買い物に行って、騒ぐだけ騒いでからおとなしくしたらいいわ、とか、そんなんあかん。
    そこは、公共の場所やからマナーを守ろうねっちゅう話。
    じゃあどうやって騒ぐかって、スーパーに行く前に公園へ行って散々遊んでから、
    「じゃあ次はお買い物に行くから、ご用事がすむまでおとなしくしててね」
    ちゅう流れにするとたしょうはうまくいくよね~、程度の話ね。

    そんな具合に、乳幼児のころって、食べる寝る遊ぶとかいう基本的な生活サイクルでさえ、子どもとどううまくやるかを戦々恐々としながら過ごしているので(笑。おおげさか。いや、そのくらいの話やでな!?)、せめて家でくらいはダラッダラやりたい。

    公共の場ではあっちこっちに気を遣うんやから、せめて家でくらいダラダラ自由にすごしたいよね、だって家だもの!!

    ・・・と、いう自由を奪うのが、あかん父親やと思います。

    ここで父親が「子ども中心」で、なければ、まあたとえば掃除をしていなかったらすぐキレる、とか、子どもの寝かしつけを手伝わないどころか邪魔する、とか、子どもが体調を崩したときに一切手伝わない、とか、具体例はいろいろあるんやろうけれども、それを一口にまとめると

    子どもの世話とオレの飯、どっちが大事やねん

    と、本気で嫁にいうようなタイプかな・・・。こういうのがひとり家にいてると、子ども以上にこちらへ気を回さねばならず、公共の場で気遣うようなことと同じことを家でもせなあかんくなる。
    家にいても、子どもが自由に振る舞えるためにあれこれ気を遣わんといかんくなるわけよ!!
    それが、どんなけ、苦痛か!!

    結局子育ての苦痛って、父親の存在がでかいわ!!


    果たして、ここのお父さんのように、ほんまに「子ども中心」で、考えてくれはる父親は世の中にどのくらいいてはるんやろう。
    少なくとも私はそういう男性はまったく見たことがないねんけど・・・。


    しまった別に父親をバッシングしたいわけじゃなかった(笑)。つい・・・

    ここのお父さんはほんますごいなと思うっちゅうだけ。
    最早フィクションにしか思えないけど、実際こんな感じなのかしら・・・?

    お父さんが自由にさせてくれるから(しつけに関しては厳しいらしいけれども)、子どもたちも(お母さんも)自由に振る舞えて、それがとても楽しそう。
    子どもたちの感性って、面白いもんねえ。
    思ったことを自由に表現できる環境は、子どもたちにとってとてもいいと思います。

    いやそんなテンションで楽しむエッセイまんがちゃうかった(笑)。

    (2016.04.23)

  • (2016-02-04)

  • 子育ては辛いこともある
    でも しあわせも笑顔もいっぱいある

    思い通りにならないから おもしろい

    それを気づかせてくれる一冊

  • 立ち読みは厳禁
    笑い過ぎてお腹が痛い

  • 休養十分なのか、おもしろかったです。ミスターキューティーパトゥティは、ぬいぐるみにしか見えませんでした。

  • 絵もかわいらしく、
    笑わせていただきました~
    この姉妹には癒される~

  • [2013年4月7日購入]

  • スーの誕生日の話、美しい。。。

  • 1年ぶりの新刊。3ねこの話がほとんどなくてちょっと残念。。。

    でも書き下ろしのスーの誕生日の話はちょっとグッと来たり
    夏休みの島根旅行の話を読んで行ってみたくなったり
    ミスターキューティパトゥティかわゆすーw

    相変わらずぷりっつさんちの日常に癒されました。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。『ザ・マーガレット』(集英社)でデビュー。自身の子育てブログを書籍化した『うちの3姉妹』(主婦の友社)が大ヒット。代表作は『うちはおっぺけ 3姉妹といっしょ』『うちの3ねこ』(ともに竹書房)、『悪あがき英会話 アラフォー夫婦の挑戦』『ぷりっつさんちのぶらりうまいもの散歩』『松本ぷりっつの夫婦漫才旅 ときどき3姉妹』(小社刊)ほか多数。

「2023年 『松本ぷりっつの夫婦漫才旅 ときどき3姉妹 おっぺけまかりとおる編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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