新フォーチュン・クエスト 1 (電撃文庫 ふ 1-1)
- KADOKAWA(アスキー・メディアワ) (1994年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784073018711
感想・レビュー・書評
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全20巻
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巻を追うごとに、パステルの人間の完成度を深く知っていく。どんなに第一印象最悪でも、ちょっとかわいいところを見つけるともうかわいい人として好感を抱けるのってかなり大人じゃないか?
今回の小憎たらしいキャラはジンジャーという小娘だが、典型的なあたまでっかちで、書物でなんでも知った気になって他人を軽蔑している。これが書かれたのは随分前だけれど、今にも通じる生意気さというか、こんなのSNSみてればたっくさんいるよなぁと少し現実を見てしまった感じがする。
巻末で作者が「やってみないとわからないことはたくさんある」ということを言っていて、それがジンジャーの冒険を通した成長の描写に投影されているんだろうなと推察。
ルーミィが泣きわめくのも珍しいなぁ、と思った。シロちゃんも泣くんだなぁ、ってちょっぴりほのぼのしてしまった。 -
端々に挟まれる、アイテムの広告欄がこのシリーズの楽しいところだと思う。
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#読了
フォーチュン・クエスト新シリーズ読み始め!
彼らのぽわぽわとした(失礼)冒険は変わらずに、彼ららしいドタバタを読ませてもらいました -
2冊目の読書ノート 1993/9/5~2005/4/30に記載
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確か初めて買ったフォーチュンの本がこれだったかなぁ。いや旧作だったかもしれないけれど、なんだか一番思い入れがある本。
本屋で新刊コーナーに積まれているのを見て、『やった!』と喜んだ記憶が鮮明に残っている。
なにせ旧作の8巻でこの物語も終わりと思っていたから、まさか『新』がついて新しいストーリーが始まるなんてと喜んだ覚えがある。
ストーリーもラストの雪崩のシーンに大爆笑。
誰が何を言ったのか当てはめるのも面白かったけど、トラップの言った言葉だけはすぐにわかった。
クレイとトラップの故郷を知る事が出来て楽しかったし。
今まで冒険ばかりしている二人しか知らなかったけど、幼い頃どんな感じだったのか知る事も出来たしね。
敵も味方もなく問題に向かっていくのは楽しかったな~
そして思わぬパーティメンバーとの別れにもグスッとなったしね。 -
全20巻
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読んでいないと思ったのに、これもシロちゃんとの別れの辺りをかすかに覚えてる感じです。
途中までは自分で購入していたから、読んだと思っているのがそこまでで(数回読んでいるはず)、借りた所から記憶に無いのかな? -
「新」フォーチュンクエスト第1弾
「白い竜の飛来した街」!
「新」と着いていますがフォーチュンの続編です。
パステルたちの冒険です。
クレイとトラップの故郷、ドーマにかえったパステルたち。
のんびりできる!と思ったら事件に巻き込まれて…