本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074291113
作品紹介・あらすじ
迷宮三十三階。そこは階層主たる六つ首の魔物ヒュドラーが待つフロア。本来、訪れた冒険者にとっての試練となるはずのヒュドラーは、謎の男によってあっさり首を斬り落とされ、人知れず蹂躙されていた。最後に飛ばされた首は、何故か少女の形を取り、その場に残された。やがて目を覚ました少女は「英雄の種を探す」という記憶を頼りに、迷宮を彷徨い始める。一方、リルドールはコロネル、ヒィーコとともに順調に迷宮を攻略していた。縦ロールを武器として動かす魔法を使いこなし、強敵を薙ぎ倒していく。三人が迷宮を探索していると、道中で一人の少女と出会う。服はボロボロ、そしてコロネルに抱きつくように駆け寄ってきた少女を見て悪漢に襲われたに違いないと、三人は正義感に燃える。ひとまず少女を保護することに決めたのだが――。
感想・レビュー・書評
-
4月に嘘の本を読もうと一昨年1巻読んでの2巻。
ゲームのような世界観を舞台にコメディのような展開を見せるが、確り固まった設定の上で安定したシリアス路線で渡った印象の前作。
2巻も主人公が迷宮を降りる作品ではあるが、そこに詰め込まれた感動的展開一つ一つに関連性が薄く、設定や展開をないがしろにして雑に結びつけていったような印象。
前作を読んでいて細かい部分まで覚えている前提のようで、前作の復習や世界観の説明が省かれているので、間を開けてしまったこともあり思い出すのも大変だった。
3巻は来年読むかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示